深浦町立深浦中学校(ふかうらちょうりつ ふかうらちゅうがっこう)は、青森県深浦町深浦蓙野にある公立中学校。生徒数は57人(2020年現在)。
概要
旧大戸瀬村域を除く深浦町内を学区とする。町内で最大の中学校であるが、一級へき地学校に認定されている[1]。
沿革
- 1947年(昭和22年)
- 1948年(昭和23年)12月27日 - 追良瀬(おいらせ)小学校内に本校の追良瀬冬季分校開設。
- 1949年(昭和24年)
- 4月1日 - 追良瀬冬季分校が、通年制分校に変更される。
- 5月1日 - 週五日制の授業開始。
- 12月27日 - 艫作小学校内に本校の艫作(へなし)冬季分校開設。
- 1950年(昭和25年)
- 4月1日 - 艫作冬季分校が、通年制分校に変更される。
- 12月6日 - 長慶平小学校内に本校の長慶平(ちょうけいだいら)分校冬季分校開設。
- 1951年(昭和26年)
- 3月31日 - 週五日制授業が廃止。
- 4月1日 - 長慶平冬季分校が、通年制分校にへ変更される。同日、追良瀬分校が廃止される。
- 1955年(昭和30年)
- 4月1日 - 長慶平分校が独立し、長慶平小中学校となる。
- 12月 - 校旗樹立式挙行。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 艫作分校が独立し、艫作中学校となる(校舎は艫作小学校に併置)。
- 1957年(昭和32年)
- 2月 - 校歌の発表会開催。
- 4月 - 理科室と理科準備室を新築。
- 1958年(昭和33年)12月 - 深浦小学校松原分校内に本校の松原分校開設。
- 1959年(昭和34年)4月1日 - 松原分校が、通年制分校に変更される。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 艫作中学校を統合。
- 1962年(昭和37年)4月1日 - 驫木(とどろき)中学校を統合。
- 1963年(昭和38年)10月 - 理科室・理科準備室・技術室・技術準備室を増築。
- 1965年(昭和40年)4月16日 - 風合瀬(かそせ)中学校を統合する。
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 松原分校が廃止される。松原分校から通っていた生徒は、ジープで、本校に登校していた(1974年(昭和49年)からは通学バスで登校)。
- 1972年(昭和47年)7月5日 - 新校舎の建設着工。
- 1974年(昭和49年)3月末 - 新校舎完成。
- 1995年(平成7年) - 大規模改修実施[3]。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 長慶平小中学校を統合。
- 2020年(令和2年)1月 - 耐震改修実施[3]。
- 2022年(令和4年)4月 - 岩崎中学校を統合[4]。
学区
- 横磯、月屋、広戸、上長慶平、深浦、長慶平、追良瀬、風合瀬(字上砂子、中砂子、下砂子、砂子川)、舮作(へなし)、驫木。
- 2022年4月からは、岩崎地区(旧岩崎村域)も学区に含まれる。
周辺
アクセス
- JR五能線深浦駅から、徒歩で約1km・約15分(最短ルートを移動した場合)、車で約1.6km・約3分(道路の関係でやや遠回りとなる)。
- 弘南バス深浦線「吾妻橋」バス停下車後、徒歩約760m・約12分。
- なお、「大岩入口」バス停も直接距離では近いが、道路の関係で遠回りとなる。
参考資料
- 『深浦町史 下巻』(深浦町・1977年3月3日発行)491頁~494頁「第六章 教育・六 小・中学校の沿革・(一四)深浦中学校」
- 『青森県教育史 別巻』(青森県教育委員会・1973年12月20日発行)903頁「学校沿革 中学校 深浦中学校」
関連項目
脚注
- ^ “全国へき地学校<東北ブロック>”. 全国へき地教育研究連盟. 2021年6月19日閲覧。
- ^ 深浦町 「中学校・高等学校校歌集」
- ^ a b 深浦町学校施設個別施設計画 (PDF) - 深浦町・2021年3月
- ^ 深浦中と岩崎中を統合 (20)22年度にも - 陸奥新報Web・2020年3月23日配信
外部リンク