海野光弘版画記念館
海野光弘版画記念館(うんのみつひろはんがきねんかん)は、静岡県島田市河原にある美術館。静岡市出身の版画家、海野光弘を顕彰しその作品を展示している。島田市立島田市博物館分館の一つである。 概要海野光弘は、20歳になった1959年(昭和34年)頃から本格的に版画家として活動し始め、代表作「縁通し」がスイス美術賞展優秀賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ていたが、1979年(昭和54年)に39歳で急逝した。 1993年(平成5年)に島田市博物館が開催した『海野光弘木版画展』が縁となり[1]、1999年(平成11年)に海野の夫人から全版画作品が市に寄贈された。これをうけて島田市は、博物館分館の一施設として2000年(平成12年)に当記念館を開設した。 記念館内部は長方形の1フロアの中央に間仕切りを置く落ち着いた雰囲気の展示スペースとなっている。内装・外装とも白を基調とし、外の日本家屋(黒)との対比や中庭(緑)との調和を図ったデザインである。海野の木版画作品を展示するほか、様々な作家による現代美術作品の企画展示をも行っている[2]。 営業情報島田市博物館本館に準ずる。チケットは本館・分館共通券である。 アクセス
料金・開館時間
脚注参考文献
外部リンク
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