佐倉市立美術館(さくらしりつ びじゅつかん)は、千葉県佐倉市新町にある同市立美術館。旧城下町の中心部に位置する。
歴史
1994年(平成6年)11月16日に開館[2][3]。
開館初年度から「チバ・アート・ナウ」という現代美術作家のグループ展を開催していた[4][5][6][7]。
収蔵物
主な収蔵作家として、浅井忠[8]、荒谷直之介、香取秀真[8]、津田信夫、堀柳女、都鳥英喜など、佐倉市と房総ゆかりの作家を中心に収蔵している。
施設
地下2階・地上4階建ての美術館である。
正面のエントランス部分は、1918年(大正7年)に「旧川崎銀行佐倉支店」として建設され現在に至る。設計者は矢部又吉 [9]、施工者は神谷平吉 。千葉県指定文化財(有形文化財)でもある[10]。
館内
- 1階 - ロビー、喫茶コーナー、ミュージアムショップ
- 2階 - 展示室
- 3階 - 市民ギャラリー 企画展実施時には展示室となる。
- 4階 - ホール 主催事業の開催のほか、貸出も行っている。
周辺施設
交通
脚注
- ^ a b “佐倉市立美術館概要”. 佐倉市立美術館. 2016年6月12日閲覧。
- ^ a b “佐倉市立美術館きょう開館 印旛地域のアートの拠点 市制40周年を記念”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 5. (1994年11月16日)
- ^ a b “芸術の拠点オープン 佐倉の「市立美術館」 充実した施設、所蔵 2つの特別展開く”. 読売新聞 (読売新聞社): pp. 朝刊 29. (1994年11月17日)
- ^ “紙めぐる多様な制作 「チバ・アート・ナウ’94」展 佐倉市立美術館”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 5. (1994年12月1日)
- ^ “共通の素材は「鉄」 佐倉市立美術館でチバ・アート・ナウ’95”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1996年2月7日)
- ^ “佐倉市立美術館で「チバ・アート・ナウ’96」 今回は「木」にスポット”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1996年11月6日)
- ^ “多様な表現を模索 22日まで企画展「チバ・アート・ナウ」 佐倉市立美術館”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1998年3月19日)
- ^ a b “価値ある30点一堂に 佐倉市立美術館”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1999年8月1日)
- ^ 妻木頼黄に師事し、県内では、旧川崎銀行千葉支店(千葉市美術館「さや堂」)や、旧三菱銀行佐原支店(佐原三菱館)などを手がけている。
- ^ a b “県指定文化財に9件 旧川崎銀行佐倉支店など”. 読売新聞 (読売新聞社): pp. 朝刊 27. (1991年2月16日)
- ^ “社説 開館迫る佐倉市立美術館”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 2. (1994年10月24日)
- ^ “「ちば遺産」100選(3)印旛沼の恵みとニュータウンのゾーン”. 千葉県教育委員会 (2014年3月12日). 2016年2月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
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