海会寺(かいえじ[1])は、愛知県刈谷市元町1丁目2にある曹洞宗の寺院。山号は龍雲山。
歴史
創建は諸説あり定かでないが、現在の刈谷市域で最古の寺院とされている。かつては天台宗か真言宗であった。曹洞宗としての開山は室町時代初期の応永年間(1394年-1427年)である[1]。庭厳門公長老がこの寺に住持していたとき、遠江国浜松にある普済寺の利山義聰(寒巌派、法皇派、普済寺十三門派)和尚がここに留錫。そのとき庭厳門公長老は、利山義聰和尚の高徳に帰順し、自ら弟子の礼をとって曹洞宗海会寺第一祖とした。かくして利山義聰和尚の名は広く知れ渡り、その徳を慕って四方から多くの弟子が集まって来たので、応永20年(1413年)に楞厳寺(現・刈谷市天王町)を創立。近世から近代には元刈谷村に属していた。
境内
境内にはシイの巨木があり、その幹周は8.8メートル、樹高は10メートルである。
文化財
県指定文化財
所在地
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脚注
外部リンク