津の國屋(つのくにや)は、歌舞伎役者の屋号。
初代嵐三右衛門が摂津の国の人だったことにその名は由来する。ただし、これまでに11代いる嵐三右衛門のうち、初代から六代目と八代目から十代目は「吉田屋」、七代目は「大黒屋」で、この「津の國屋」を使ったのは昭和55年 (1980) に死去した先代の三右衛門のみである。
津の國屋の名跡は以下のみ。参考までに定紋も併せて記した。
屋号
|
名跡
|
定紋
|
備考
|
つのくにや 津の國屋
|
あらし さんえもん 嵐三右衛門
|
はっかくに このじ 八角に子の字
|
|
十一代目(称十代目)のみ。
|
関連項目