水曜日のアナウンス部
『水曜日のアナウンス部』(すいようびのアナウンスぶ)は、2020年11月11日から2021年3月17日まで及び2023年10月4日から2024年3月25日まで東北放送(tbcラジオ)で放送されていた番組。略称は「水アナ」。前身番組は2020年4月から6月まで放送されていた「火曜日のアナウンス部」。2024年4月より「月曜日のアナウンス部」に引き継がれた。 概要2020年の4月に、ナイター中継をするはずがプロ野球開幕が延期になり、ナイター枠を埋めようと「火曜日のアナウンス部」が始まった。6月9日に放送終了も、好評につき、ナイターオフの11月から、水曜日午後8時の放送で、名称を「水曜日のアナウンス部」と変更し、放送開始。パーソナリティーは、火曜日のアナウンス部6時台を担当していた守屋周アナウンサーが務める。 番組のコンセプトは、8時台はアナウンサーの意外な一面や放送の裏話などを知っていただき、そのアナウンサーに興味をもってそのアナウンサーが出演する番組を見たり聞いたりしていただけてもらいたいという狙いだったが、3月3日の放送で、「アナウンサーの意外な一面が知れて面白い」「あのアナ、水アナで出た人だという風に見ている」という手紙が紹介されたため、狙い通りだったといえる。アナウンサーとして、1人をクローズアップして取り上げられる機会が少ないため、アナウンサーの性格、意外な一面などを披露する斬新な番組となった。9時台は守屋周アナウンサーの趣味である本、相撲、酒を中心としたコーナーを展開。酒コーナーでは、「ラジオ呑み」と題して、自身が家で録音した酒を飲む音声や、リスナーからの晩酌の様子を紹介する。9時台についても3月3日の放送で「守屋アナのフリートークが好き」「ラジオ呑みのおつまみはどれもおいしそう」といった手紙が紹介されたため、成功と言える。[1]また、2020年のオフは自社製作の夜番組に力を入れていたが、その成功例として「NEWNEWS」とともに代表例に挙げられる。メール数も徐々に増えたといい、特に8時台のゲストに対する質問や、9時台のラジオ呑みコーナーでは、多くのメールが紹介された。 野球シーズンが近づいたため、3月17日をもって終了。番組内の一部のコーナーは夕方のワイド番組「シロクジTUNE」にて引き継がれた。ナイターシーズン明けの2021年10月からは、この後継企画として『今宵集まれ! みんなのラジオ』が同一放送枠にて開始された[2]。 2023年のナイターオフ編成で3年ぶりに復活[3]。録音放送となり、パーソナリティはtbcアナウンサーが週替わりで担当、「各アナウンサーが自分のやりたいことをやる」という内容に変わり、好きな歌手を特集したり、取材の模様やインタビューを流したり、フリートークだけだったりなど内容は様々となった。2024年3月終了。ほぼ同じ内容で2024年4月より「月曜日のアナウンス部」(毎週月曜日21:30~21:55)に引き継がれた。この番組について林田アナは「アナウンサーによる(スタッフなどがいない)ワンマン放送に慣れるため」の放送でもあると語っている。 出演者パーソナリティー
8時台のアナウンサーゲスト
その他過去の主なゲスト放送中のコーナー水曜日のアナウンス部の内容。 私はこんな人です(20:05頃) ゲストのアナウンサーの性格・趣味・特技などをアナウンサーページを見ながらトークする。 私の一曲(20:19頃) ゲストのアナウンサーが影響を受けた曲・支えにしている曲などをエピソードとともに紹介する。 担当番組裏話(20:25頃) ゲストのアナウンサーの担当番組について裏話を交えながら話していく。 今ハマってます(20:40頃) ゲストのアナウンサーがハマっていることやおすすめしたいものなどを紹介する。 定番音楽会(21:01頃) 守屋周アナウンサーが音楽を聴いていた'90年代から2000年代のアーティストの定番中の定番の曲を数曲続けて流す。15分コーナーだが最高で9曲流したこともある。 週刊守屋書店(21:15頃) 守屋周アナウンサーがGoodモーニング時代にやっていた「ほぼ週刊守屋書店」を引き継いで放送している。守屋アナウンサーのおすすめの一冊を紹介している。番組休止中は、シロクジTUNEの月曜日で「夕刻守屋書店」として放送される。 守屋周の大相撲を10倍楽しく見る方法(21:24頃) 守屋アナウンサーが大好きな大相撲の話をする。主に本場所中は場所の話、場所がないときは相撲の豆知識などを紹介する。コーナーのタイトルはBSフジで放送されている「大相撲がっぷり総見」のサブタイトル(大相撲を100倍楽しく見る極意)からきているものと思われる。2021シーズンの最終回では、3月場所を休場した横綱の白鵬と鶴竜に対して批判的な意見が殺到した一方で、「日本人の横綱だったら批判しないだろう。そもそも代わりがいないのが一番の問題ではないか」という意見も紹介された。3月場所の優勝予想は照ノ富士となって終わったが、終了し代わって相撲の話ができないため、3月場所総括はできない。 守屋周の一人酒場放浪記(21:36頃) 別称「ラジオ呑み」。番組の目玉コーナー。守屋アナウンサーが家で飲む様子を録音したものが流されるほか、リスナーの晩酌も紹介される。BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」のパロディー。徐々にメール数も増えたといい、最終回の放送では、いきものがかりの「ありがとう」を流す予定だったが紹介しきれず、BGMとして流れながら晩酌を紹介した。やはり終了を惜しむ声が続々と届いていた。 特別版
放送時間
外部リンク
引用
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