殺人現場は雲の上『殺人現場は雲の上』(さつじんげんばはくものうえ)は、東野圭吾の推理小説。単行本はJOY NOVELSから1989年に刊行され、1992年に光文社文庫版が刊行された。舞台は、姉の職であるスチュワーデスから決めた。ちなみに、しのぶ先生シリーズも同様の理由で舞台決定。 主要人物
あらすじステイの夜は殺人の夜投資マニアの大学助教授夫人が絞殺死体となって発見された。容疑者は2人存在するが、どちらにもアリバイがある。 忘れ物に御注意ください「ベビー・ツアー」の一行が、エー子とビー子が乗務した機内に、とんでもない忘れ物をした。赤ん坊である。新日本航空は、初めての珍事に右往左往する…。 お見合いシートのシンデレラビー子が資産家の中山に見初められた。親戚へのお披露目会にはエー子も招かれるが、何だか様子がおかしい。 旅は道連れミステリアスエー子とビー子が懇意にしている和菓子屋の当主が、高級とは言いかねるシティホテルの一室で、死体となって発見された。しかも、傍らにはもうひとつの死体が。 とても大事な落し物エー子とビー子が乗務する機内のトイレに、遺書が落ちていた。「決行」前に落とし主を見つけ出したいが、どういうわけか、その遺書には署名がない。 マボロシの乗客エー子とビー子が勤務する新日本航空に、不可解な脅迫電話が掛かってきた。悪戯電話の公算が大きいが。 狙われたエー子エー子が何者かに命を狙われたが、思い当たる節がない。 |