森 可隆(もり よしたか)は、戦国時代の武将。織田信長の家臣。森蘭丸らの長兄。
略歴
天文21年(1552年)に森可成の長男として生誕。森長可を長男とする書もあるが、谷口克広は、可隆を置いて長可は二男とする『重修譜』が正しいとする。
元亀元年(1570年)4月の信長の越前朝倉攻めに従軍。
同月25日の天筒山(手筒山)攻撃に参加して討ち死にした。享年19。法名は宗理。
父の可成も同年9月の宇佐山城の戦いで、近江坂本に打って出て戦死した。
弟の長可が美濃金山に移り、同地に可成寺を建立して、一族の墓を立てた中に可隆の供養墓もある。
脚注
参考資料