桶谷功
桶谷 功(おけたに いさお)は、日本の経営コンサルタント、実業家、著述家。グロービス経営大学院MBA講師。日本広告学会会員。 人物・略歴京都市生まれ。東大寺学園高校、京都市立芸術大学を卒業後、大日本印刷でパッケージ・デザインのディレクションを担当。食品ラップの仕事でV字カットを開発し特許を取得。その後、ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン (JWT Japan) に入社。 戦略プランニング局に勤務。2つの会社での経験を生かし、アカウント・プランナーとしてブランド・コミュニケーション戦略の開発に携わる。ハーゲンダッツ、シック、ディズニービデオなどのブランドの育成に参画。シックのキャンペーンでは、2008年AME賞でゴールド受賞。2005年に、著書『インサイト』(ダイヤモンド社)にて、インサイトの考え方を、体系的に日本に紹介。執行役員 シニア・アカウント・プランニング・ディレクターを経て、2010年独立[1][2][3][4][5]。 インサイトとは「本音」のことで、消費者の気持ちを揺り動かし、行動を起こさせる「心のホットボタン」と呼ぶべきもので、桶谷の著書では、人は論理的に頭で考え商品を買うのではなく、直感や感情に従って買う。従って、消費者分析や客観的なデータの裏付けによる商品開発だけでは不十分で、数字に表現できないような奥底にある気持ちや感情を採り出す必要性などを説いている[6]。 独立後は、マーケティング全般のコンサルティングを行うほか、中国・インド・ASEANなどで海外でもインサイト探索・ワークショップなどによるマーケティング、著書や雑誌への執筆、大学や地方自治体、企業などでの講演を行う[2]。企業のマーケティング成功事例などの論評も行っている[7][8]。日本広告学会会員。グロービス経営大学院MBA講師[1][2]。 著書・執筆
※その他、最新医療経営(2021年2月号)、SPA!、日経ビジネス、週刊エコノミスト、週刊文春など。 [9] セミナー・講演脚注
参考サイト
外部リンク |
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