桜井繁
桜井 繁(さくらい しげる、1979年6月29日 - )は、茨城県出身の元プロサッカー選手。ポジションはGK。 プロフィール2002年、駒澤大学からモンテディオ山形に入団。2年目の2003年に、NEC時代から長年レギュラーを務めてきた鈴木克美を抑えて正GKを獲得。それ以降チームの正GKとして活躍。2004年にはJ1への昇格争いをするまでチームを牽引する。しかし、2006年になると柏レイソルからレンタル移籍してきた清水健太にポジションを奪われてしまう。 2007年、ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍。当初は阿部謙作と鶴田達也に次ぐ3番手であったが、2008年に正GKの座を奪い取り開幕からスタメンで出場。持ち前の安定した守備で活躍。 2009年にベガルタ仙台へ完全移籍したが、前々年からチームの正GKを務める林卓人からその座を奪うことはできず、出場機会は1試合(天皇杯2回戦:対ツエーゲン金沢)しかなかった。2010年も引き続き仙台に在籍したが、この年も林から正GKの座を奪うには至らず、ナビスコカップグループリーグ戦2試合ならびに天皇杯1試合のみの出場にとどまった。萩原達郎が愛媛FCに移籍した2011年は5年ぶりに背番号1(かつては萩原がつけていた)を背負うことになったが、チームの守備が非常に安定したため、この年も林から正GKの座を奪うことはできず、天皇杯1試合のみの出場にとどまった。2012年および2013年もそれぞれ公式戦2試合のみの出場にとどまる。2014年は、林がサンフレッチェ広島に移籍、正GKとなることが有力視されたものの、開幕直前に関憲太郎にポジションを奪われた。同年9月20日の第24節サガン鳥栖戦で、2008年以来約6年ぶりのリーグ戦出場を果たすも2失点して敗れた。結局リーグ戦での出場はこの1試合のみに終わり、関から正GKの座を奪うには至らなかった。同年12月2日にクラブから契約満了が発表された[1]。 2015年、栃木SCへ完全移籍[2]。シーズンの約半分にあたる20試合に出場し、竹重安希彦と出場機会を分け合ったが、正GKを固定できなかったチームは最下位でJ3降格となってしまった。同年シーズン終了後、契約満了となり[3]、引退した[4]。 現在は甲府で温泉施設を経営[5]。 所属クラブ個人成績
出典
関連項目外部リンク
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