栃木県立宇都宮清陵高等学校(とちぎけんりつうつのみやせいりょうこうとうがっこう)は、栃木県宇都宮市竹下町に所在する公立の高等学校。
概要
- 設置学科
- 全日制課程普通科
- 栃木県教育委員会は第3期県立高校再編計画案で、2027年度に当校の全日制課程の募集を終了し、定時制・通信制課程を持つ単位制のフレックスハイスクールに改編する案を提示している[1]。
- 歴史
- 1985年(昭和60年)に創立。清原テクノポリス地域近辺に位置し、他の普通科高校よりも科学技術の教育が充実している[注 1]。2015年(平成27年)に創立30周年を迎えた。
- 校名の由来
- 地域の名称「清原」に、「陵」の文字を加えて「清陵」という校名となった。
- 校訓
- 「より広く、より深く、そしてより高く」
- 校章
- 坂本巨摩紀によるデザイン。宇都宮の頭文字「う」を図案化したもので、その上に「高」の文字を置いている。
- 校歌
- 作詞は渡辺幹雄、作曲は坂本勉による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「宇都宮清陵高校」が入っている。
- 制服
- 冬服はブレザー・ネクタイ。
沿革
- 1984年(昭和59年) - 栃木県立宇都宮地区高校(仮称)開設準備室が栃木県立宇都宮北高等学校内に設置される。
- 1985年(昭和60年)
- 4月1日 - 「栃木県立宇都宮清陵高等学校」(現校名)が開校。
- 4月6日 - 第1回入学式を挙行。
- 1988年(昭和63年)5月24日 - 創立記念式典を挙行。以後この日を創立記念日とすることに決定。
- 1993年(平成5年)5月 - 栃木県教育委員会から学習指導実験学校の指定を受ける(1994年(平成6年)まで)。全国花いっぱいコンクール県コミュニティ協会優秀賞受賞。
- 1994年(平成6年)10月 - 日本学校体育研究連合会から表彰を受ける。
- 1996年(平成8年)5月 - 文部省武道指導推進校の指定を受ける(1998年(平成10年)まで)。
- 1998年(平成10年)7月 - ものづくり体験教室事業を実施。
学校行事
- 4月 - 入学式
- 5月 - 生徒総会、創立記念講演会、球技大会
- 6月 - 進路講演会、カレッジインターンシップ(3年)、芸術鑑賞会
- 7月 - 合唱コンクール、学習合宿(1年)
- 8月 - 中学生対象一日体験学習
- 9月 - 清陵祭
- 10月 - 修学旅行、井頭公園遠足
- 11月 - カレッジインターンシップ(2年)
- 1月 - 小倉百人一首かるた大会
- 3月 - 卒業式、卒業生による進路講話、学習合宿(2年)
部活動
出身有名人
交通
- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りの国道・県道
周辺
脚注
- 注釈
- ^ 学校独自の教科書を使い、実験・実習を通した学習を行う「科学技術A」と「科学技術B」という科目がある[2]。科学技術Aは1年生全員の必修科目で、科学技術Bは3年生理系向けの科目である[2]。帝京大学理工学部や足利大学の協力で、最先端技術に触れる体験行事も取り入れている[2]。
- ^ 2023年の学校調査では、全校生徒約580人のうち、約100人がLRT通学の意向を示している[5]。
- 出典
関連項目
外部リンク