松山ひろし
松山 ひろし(まつやま ひろし、1976年〈昭和51年〉[1] - )は、日本の都市伝説収集家。東京都出身[1]。 幼少時から、怪談に興味を抱く[1]。高校生のころからは、都市伝説の収集をライフワークとする[1]。未確認動物(UMA)、未確認飛行物体(UFO)、古来の民話や伝説の探索などにも尽力する[1]。 その後、都市伝説や怪奇な小話を集めるウェブサイト「現代奇談」を主催、2004年までに総アクセス数が194万人に達する人気サイトとなる[1]。同サイトは2006年ごろに閉鎖されたものの、このサイトをもとにした書籍『真夜中の都市伝説』シリーズが、2004年から刊行されている[2]。2004年9月には、著書『3本足のリカちゃん人形』の収録話の一つが、ドラマ『世にも奇妙な物語』秋の特別編のエピソード「あけてくれ」としてドラマ化される[3]。 2004年11月に刊行した著書『カシマさんを追う 呪いの都市伝説』では、1970年代から流行した都市伝説「カシマさん」について、時代情勢との関連も視野に入れながら、都市伝説の成立の背景を考察すると共に、インターネットによって様々なバリエーションを集めており[4]、「カシマさんに関する一大研究成果」「都市伝説を丹念に追跡した名著」として、民俗学者の香川雅信、作家・オカルト研究家の吉田悠軌、著述家の米光一成らにより評価されている[5][6]。 著書
脚注
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