本輪西駅
本輪西駅(もとわにしえき)は、北海道室蘭市本輪西町1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)室蘭本線の駅である。駅番号はH33。事務管理コードは▲130312[2]。 歴史
駅名の由来→「輪西駅 § 駅名の由来」も参照
当駅付近の地名より。室蘭港対岸の輪西の地名は本来この地のことを指していたものである[7]。 駅構造島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームのない着発線も敷設されている[注釈 1]。 駅舎は駅構内北側にあり、ホームとは跨線橋で連絡している。無人駅である。2011年3月31日までは北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務を受託する業務委託駅で、窓口は7時40分から11時30分まで営業していた。 のりば
貨物取扱・専用線JR貨物の駅では、2014年5月29日まで、専用線発着の車扱貨物を取り扱っていた。 JXTGエネルギー室蘭製造所(現在のENEOS室蘭事業所)へ続く専用線があり、鉄道による石油輸送の拠点となっていた。道内では1960年11月から油類輸送が始まり、本輪西駅からは、札幌、旭川、帯広など9拠点に向けて、1日最大9往復していた。しかし、2000年度の149万トンをピークに、2012年度には61万トンまで落ち込み、JX日鉱日石エネルギーがコストの安いタンカーおよび機動性に優れたタンクローリーへの切替を決めたため、道内で唯一残っていた札幌貨物ターミナル駅向けの石油輸送貨物列車も2014年5月29日をもって終了することになった。 専用線の総本数は16本で総延長は6.6km、タンク車の最大収容量は255両であった。 当駅からは、下記の駅へ石油類が発送されていた。
2007年3月まで萩野駅、1997年3月まで島松駅、同年9月まで新旭川駅、2002年6月まで茶志内駅、2012年5月まで帯広貨物駅 、北旭川駅へも石油を発送していた。また1993年まで名寄駅、2001年3月まで苗穂駅へのLPガス輸送もあった。 利用状況旅客2010年(平成22年)度の1日平均乗車人数は36人であった。
貨物「室蘭市統計書」によると、貨物輸送実績の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
隣の駅脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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