朝白龍太郎
朝白龍 太郎(あさはくりゅう たろう、1999年1月8日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で、高砂部屋所属の現役大相撲力士。本名はラグチャー・ジャミントクトホ。身長182.0cm、体重144.0kg。最高位は西幕下5枚目(2024年11月場所)。 来歴父はブフ(モンゴル相撲)の関脇[1]。14歳からレスリングを始めた[1]。2014年に日本の柏日体高等学校(当時。2016年4月以降は日本体育大学柏高等学校)が国際交流のためモンゴルからスポーツ留学生を受け入れることになり、約30人の応募者の中から後の欧勝馬(プレブスレン・デルゲルバヤル、2年生に編入)、豊昇龍(スガラクチャー・ビャンバスレン)とともに選ばれて、2015年に3人で来日した[2]。デルゲルバヤルとビャンバスレンはレスリング部に入部したが(ビャンバスレンは1年次途中で相撲部に転部)、ジャミントクトホは入学当初より相撲部に所属した[2]。高校卒業後は角界入りを希望していたが、当時は入門できる部屋がなかったため[3]、千葉県相撲連盟会長の母校でもある拓殖大学の国際学部国際学科に進学した[4][1]。大学時代は1年次からレギュラーとなり[4]、3年時に全国学生相撲個人体重別選手権大会8強、4年時に全国学生相撲選手権大会16強などの実績を残した[1]。 2022年の大学卒業後は大相撲の高砂部屋に入門。入門時点で既に23歳となっていたため、新弟子検査の年齢制限緩和措置が適用された[1]。2023年1月場所、朝白龍の四股名で初土俵。翌3月場所は序ノ口で7戦全勝として序ノ口優勝。アマチュア時代に優勝経験が無かったことから、これが自身の相撲人生にとって初めての優勝となった[4]。序二段に上がった5月場所は、9日目に欧勝竜に敗れて入門後初めて土がついた。続く7月場所は三段目に上がって7戦全勝としたが[5]、優勝決定戦で若碇に敗れた[6]。 9月場所で幕下に昇進。同場所は6勝1敗の好成績を挙げたが、翌11月場所で入門以来初めて負け越した。 2024年11月場所で自身初の幕下5枚目以内である西幕下5枚目まで最高位を更新。 人物
主な成績2025年1月場所終了現在 通算成績
各段優勝
場所別成績
改名歴
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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