新川浩嗣
新川浩嗣(しんかわ ひろつぐ、1963年4月22日[1])は、日本の財務官僚。財務省では医療費と税制に長く携わり、2024年7月から財務事務次官となった[2]。 来歴香川県立丸亀高等学校、東京大学経済学部卒業。東大経済学部在学中に国家公務員一種試験(経済)を受験[3]。日本銀行からも内定を貰っていたが、当時の小粥正巳大臣官房長が部下を使い説得させたため、日本銀行を辞退し、1987年 大蔵省入省(大臣官房調査企画課)[4][2]。東京国税局館山税務署長の後[5]、青森県で課長職、主計局主計官補佐で通産係と厚生労働係の主査、金融庁で室長職を経験し、2008年8月2日 伊吹財務大臣秘書官(事務担当)。 同年9月24日 財務省主税局調査課長。2009年7月24日から2011年7月8日まで主税局税制第二課長に就いた。税制第二課長在職中は勝栄二郎(当時は主計局長→事務次官)の下で社会保障と税の一体改革につながる下地作りを指揮していた[2]。 2016年 内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)兼内閣官房農林水産業輸出力強化等推進室次長。2017年7月7日に主税局担当の大臣官房審議官となり、2018年7月27日より安倍内閣総理大臣秘書官(事務担当)となる。2020年9月18日 第4次安倍内閣総辞職に伴い、財務省に戻り、同年11月16日に経済情勢の調査・分析、各省庁や日銀との窓口となるポストである大臣官房の総括審議官(局長級)に就任[6]。 2021年7月8日 大臣官房長に就任[7]。2022年6月24日 主計局長に就任。2024年7月5日 事務次官に就任。 職歴
入省同期
著書
脚注
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