新宿エルタワー
新宿エルタワー(しんじゅくエルタワー)は、東京都新宿区西新宿一丁目の新宿新都心の一角にある超高層オフィスビル。 概要事業主体となる朝日生命保険・三和銀行(現:三菱UFJ銀行)・サッポロビールがそれぞれ所有していた駐車場、支店、貸しビルの敷地をあわせて、超高層オフィスビルを建設。1989年により竣工した[1]。総工費は約300億円[2]。 当初は、朝日生命・三和銀・サッポロビール・三信(三和銀直系不動産会社、現:三菱UFJ銀緊密会社)が区分所有していた。しかし、1999年にサッポロビールは2001年末までに1000名の従業員削減を柱とするリストラ策を推進するにあたって、その退職者に対する割増退職金にあてるため、当ビル持分を130億円で富国生命保険に売却している[3]。 当ビルは、人の動線を空中、地上、地下の3方向から引き、このうち、空中は駅ビルと小田急百貨店の別館(小田急ハルク)をつなぐペデストリアンデッキを当ビル2階のエントランス・ロビーまで引き込み駅西口と直結したほか、駅とは地下道でもつながっている[1][2]。 新宿界隈では単に、エルタワーなどとも呼ばれている。名称はビルを真上から見るとアルファベットのL字形になることに由来する。正方形や、長方形のフロアに比べて細長い分、採光や眺望が向上するとしている[1]。外観はメタリックブラックで統一されている。 新宿駅から一番近い高層ビルとしても知られ、テナントとしてハローワークのほか、複数の金融機関、資格試験予備校、人材派遣会社が入る。またB2フロアは「エルプラザ」という飲食店街となっている。
主なテナント
アクセス
また日中はエルタワー前と西新宿三丁目の新宿パークタワーとを往復する無料シャトルバスが運行している。 脚注外部リンク
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