扶桑町総合体育館
扶桑町総合体育館(ふそうちょうそうごう たいいくかん)は、愛知県丹羽郡扶桑町にある体育館。 概要扶桑町では1956年(昭和31年)4月1日より工場誘致条例を適用し、工場誘致を積極的に進めてきた。次々と町内に工場が誘致されたが、そうした工場の中には業績不振のため倒産するものも現れた。そうした工場の一つである東和電機の工場敷地跡を町が買収、整備し、1972年(昭和47年)10月1日、扶桑町総合グラウンドが竣工。その後、敷地内に体育館、プールが建設され、現在に至る[1]。 利用時間は9:00~21:00。休館日は毎週火曜日及び12月28日から1月3日の年末年始。 通常の窓口受付に加え、施設の検索・施設の予約・空き状況検索等をパソコン・携帯電話からインターネットを通じて行うことが可能(公共施設予約) 沿革
施設
扶桑町総合グラウンド軟式野球一面またはソフトボール三面ができるグラウンドであるが、グラウンドゴルフ、ゲートボール、サッカーその他の体育行事、一般的な屋外行事にも広く利用されている。1981年(昭和56年)に照明施設を建設し(照明塔5基、工費3,800万円)、夜間利用もできるようになった。1994年(平成6年)の第49回国民体育大会もここで実施された[2]。
扶桑町町民プール総合体育館の隣接地にあり、大プール(長辺25メートル)及び円形の幼児用プール(直径18メートル、深さ50センチ)があり、夜間照明施設を持つプールで、例年7月第一土曜日より8月末まで開場し、町民に親しまれていた。大プールは学校給食共同調理場の新築用地となって2009年の利用を最後に取り壊された[3]。利用料は大人100円、幼児は無料で、2019年は約880人が訪れた。 2021年(令和3年)3月8日、扶桑町は町民プールの使用を2021年度から中止すると明らかにした[3]。2020年は新型コロナウイルス感染防止のためプールは開かれず、水遊びは結果的に2019年が最後となった。「施設の老朽化と利用者の減少」がプールの使用中止の理由だという。
扶桑町町民テニスコート扶桑町に二つあるテニスコートのうちの一つ(もう一つは木曽川扶桑緑地公園)。扶桑町立扶桑北中学校や丹羽高等学校のテニス部が利用するほか、地元のテニス愛好家たちが多く利用している。
脚注参考文献
外部リンク |