戸谷 一夫(とだに かずお、1957年〈昭和32年〉2月3日[1] - )は、日本の科技・文科官僚。岐阜県出身[2]。
経歴
岐阜県生まれ。鎌倉市立深沢小学校3年次編入。栄光学園中学校・高等学校を経て[3]、1980年、東北大学工学部原子核工学科卒業[2][4]。
1980年4月1日:科学技術庁入庁[5]。
1989年:経済協力開発機構原子力機関派遣[5]。
1992年:経済協力開発機構原子力機関派遣終了[5]。
科学技術庁研究開発局企画課長補佐(総括担当)。
1993年06月25日:科学技術庁原子力局政策課原子力利用推進官[6]。
1994年04月01日:科学技術庁原子力局調査国際協力課国際原子力協力企画官(併)原子力局政策課原子力利用推進官[7]。
1994年06月01日:(免)原子力局政策課原子力利用推進官[8]。
1994年09月01日:科学技術庁長官官房会計課予算企画調査官[9]。
1996年06月25日:科学技術庁科学技術振興局研究基盤課地域科学技術振興企画官[10]。
1998年04月01日:科学技術庁科学技術振興局研究基盤課長[11]。
2000年01月24日:宇宙開発事業団国際部調査役[12]。
2003年01月01日:文部科学省大臣官房付[13]。
2003年01月10日:文部科学省研究振興局ライフサイエンス課長[14]。
2004年07月01日:内閣府参事官(原子力担当)(政策統括官(科学技術政策担当)付)[15]。
2006年07月11日:文部科学省大臣官房会計課長[16]。
2008年07月11日:文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)[17]。
2009年07月14日:日本原子力研究開発機構理事[18]。
2012年01月06日:文部科学省研究開発局長[19]。
2013年07月00 :文部科学省大臣官房長[20]。
2015年08月04日:文部科学審議官(科学技術担当)[21]。
2017年01月20日:文部科学事務次官[22]。
2017年03月00 :文部科学省天下り問題に関して懲戒処分(厳重注意)を受けた[23]。
2017年12月01日:文部科学省日本ユネスコ国内委員会委員[24]。
2018年07月04日:(命)科学技術・学術政策局長事務取扱[25]。
2018年07月27日:(免)科学技術・学術政策局長事務取扱[26][注釈 1]。
2018年09月21日:文部科学省汚職事件において懲戒処分(3ヵ月間の10分の1の減給)を受け、同日付で事務次官を辞職[27]。
2019年06月27日:半導体エネルギー研究所取締役[28]。
2019年09月01日:高砂熱学工業顧問[29]。
2019年12月25日:光エンジニアリングサービス特別顧問[30]。
2020年04月01日:獨協国際医学教育研究財団顧問、玉川大学学術研究所先端知能・ロボット研究センター(AIBot研究センター)教授[31][32]。
2020年00 00 :材料科学技術振興財団理事長[33]。
関連項目
脚注
- ^ 松尾大臣官房審議官の科学技術・学術政策局長を命ずる辞令が27日付で発令されているため、当然、同日付で戸谷は科学技術・学術政策局長事務取扱を免ぜられている。
- 先代
- 藤木完治
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- 文部科学省研究開発局長
- 2012年 - 2013年
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- 次代
- 田中敏
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- 先代
- 前川喜平
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- 文部科学省大臣官房長
- 2013年 - 2015年
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- 次代
- 藤原誠
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- 先代
- 土屋定之
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- 文部科学審議官(科学技術担当)
- 2015年 - 2017年
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- 次代
- 伊藤洋一
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- 先代
- 山本幸助
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- 材料科学技術振興財団理事長
- 2020年-
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- 次代
- ―
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