愛知県立知立東高等学校
愛知県立知立東高等学校(あいちけんりつ ちりゅうひがし こうとうがっこう)は、愛知県知立市にある普通科の県立高校。 概要愛知県内で3番目に新しい高等学校[注釈 1]。開校から2016年(平成28年)まで30年近くの間、県内で最も新しい公立高校であった。1学年の募集学級は2015年(平成27年)度より9学級(360名)。 創立以来三河学区からのみの生徒進学だったが、2007年(平成19年)度より調整特例で尾張学区の大府市、豊明市、知多郡東浦町からの進学者を受け入れることになった。 地元では知東(ちとう)と略される。 沿革
基礎データ所在地象徴
制服明るい紺色で、男女共にブレザー。 女子のスカートはボックスプリーツである。 リボン、ネクタイは共通の学年カラーが設定されている。3n-1回生が青、3n回生がえんじ、3n+1回生が緑であり、それぞれ自然、空、大地をあらわしている。 教育目標「未来の要請に応え、知・徳・体の調和のとれた活力のある人間の育成を期す」とし、以下に示すような人間像の具現に努めている。
施設
学校関係者歴代校長
著名な卒業生部活動原則として第1学年の生徒は全員部活動に登録しなければならない。特記がされていないものについては男女。ただしマネージャーがいる場合もある。 運動部文化部同好会生徒会執行部
生徒議会
選挙管理委員会その他の各種委員会
学校行事主な日程前期
後期
※ このほか、2006年(平成18年)度までは3年生を対象とした学習合宿を夏休みにおこなっていた。 知立東のつどい毎年6月に開催される大規模な行事の通称。1日目に文化祭、2日目に体育大会が行われる。それぞれの学年は縦割りで団編成をして戦う。 元々は文化的行事、体育的行事という名称であったが、名前が堅いなどの理由から2017年度より生徒会執行部と特別活動部が現在の文化祭、体育大会に改称。 生徒は、応援、パネル・団旗、合唱、団発表の4つのいずれかに属する(3年のみ総合団長・総合副団長・会計の役職が存在)。 3年生は約1ヶ月前から団役職の決定や企画書の提出などの準備をし、1学期中間考査が終了すると3学年の全体の初顔合わせとなる団結式を経て、それぞれが放課後・休日などに準備を行い、つどい当日を迎える。 文化祭
体育大会
その他の特筆すべき行事修学旅行2年生の10月に行われる。近年の行き先は広島で、原爆ドーム、平和記念資料館、厳島神社などを見学。 芸術鑑賞会毎年、11月に刈谷市総合文化センターなどで行われる。演劇・音楽・古典的芸術をそれぞれ1年交代で鑑賞する。 ジャズミュージック、シェイクスピア演劇、和太鼓など、毎年違った幅広いジャンルの芸術を鑑賞することが出来る。 球技大会毎年、3月の卒業式後に1、2年生のみを対象とした大会。サッカー、バスケットボール、ハンドボール、ドッジボール、バレーボール、卓球などから1種目選び、クラス対抗で争う。 10周年記念式典1995年(平成7年)10月26日に開催。ガッツ石松が講演。 20周年記念式典2005年(平成17年)11月11日に開催。ピーター・フランクルが講演。 30周年記念式典2015年(平成27年)10月29日に開催された、学校創立30年を祝う式典。歴代校長や同窓会長などが訪れ、30周年を祝った。全校生徒に沿革を示した記念冊子が配布された。 講師として渡部陽一が来校、「世界からのメッセージ -希望ある明日のために-」というテーマで講演が行われた。 事件・事故2006年(平成18年)に高等学校必履修科目未履修問題が全国で表面化した際、世界史や日本史などを履修させていなかったことが愛知県教育委員会の調査により発覚した[2]。 2017年(平成29年)6月12日に開催された知立東のつどい(文化祭)において、1年男子生徒が南館5階の男子トイレより転落する事故が発生した。転落した生徒は、発見時は意識があったものの、搬送先の病院で死亡が確認された[3]。この事故の結果、文化祭が予定より早く切り上げられた他、翌日に予定されていた体育祭が7月10日に延期となった。 脚注注釈
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