愛知県立犬山総合高等学校
愛知県立犬山総合高等学校(あいちけんりついぬやまそうごうこうとうがっこう、英: Aichi Prefectural Inuyama-Sougou High School)は、愛知県犬山市蓮池にある県立高等学校。 2023年(令和5年)3月までの名称は愛知県立犬山南高等学校(あいちけんりつ いぬやまみなみこうとうがっこう)。 歴史
学科2022年度以前
2023年度以後
カリキュラムカリキュラムは主に「リベラルアーツ」「ライフデザイン」「コミュニティビジネス」「IT」「メディアデザイン」の5つのプランで構成されている。1年生では全員が同じカリキュラムで学び、2年生では「デジタル・イノベーション」「ビジネス・イノベーション」「リベラルアーツ」の3つの領域から一つを選ぶ。 ![]() 経緯愛知県教育委員会の「県立高等学校再編将来構想」により、校名および学科の改編が行われた[1]。 私立高校の実質無償化や少子化の影響により、大幅な欠員が発生し、今後も生徒数の減少が見込まれている。そこで県立高等学校の再編を行い、魅力化・特色のある学校づくりを進めている。 教育方針
特色
補習 全教室・学習室にエアコンを完備。
3年間を見通したキャリア教育 「総合的な探究(学習)の時間」を中心に行う。外部講師による進路別講話を受講する他、職業研究・学校研究などの活動を通して自分の将来を考える。 外部検定の斡旋 英語検定・漢字検定・ワープロ検定を斡旋し、資格取得を目指す。 学校設定教科「向上」 学び直しで基礎力向上。 特徴 校訓「向上と内省」を具現化:基礎学力、学習意欲、基本的生活習慣の向上を目指す。 - 方法・評価 毎朝10分間のプリント学習、1週間で50分授業(1単位)、毎学期5段階評価を実施。 高大連携全生徒が大学の講義を受講 - 総合的な探究(学習)の時間 1・2年生全員が学年別で名古屋経済大学で、講義を受けてレポートにまとめる。 授業と類型 - 少人数授業で基礎・基本の徹底理解
クラス編成と選択科目 - 2年生
- 3年生
生活指導 向上訓「あじみはがまん」の実践。
課外活動
学校行事
部活動特徴
活動時間 - 早朝練習
- 業後活動時間
運動部 文化部 廃部となった部活動 日課
進路※ 平成30年(2018年)度 四年制大学
短期大学
専門学校
就職
生徒指導服装男子
女子
制服移行期間
頭髪
その他アルバイト アルバイトは原則として禁止する。 家庭の事情でアルバイトを希望する者は、アルバイト許可願が必要(校長の許可が必要)。 携帯電話 持参する場合は、8時30分~帰りのST後校舎を出るまで電源を切ってカバンに入れておく。 不要物 学校生活に必要のない物品(漫画本・雑誌、ゲーム機等)を所持しないこと。 所持していた場合は学校で預かる場合もある。その際返却は保護者を通じて行う。 GIGAスクール構想文部科学省は教育のICT化に向け、「GIGAスクール構想の実現」を示している。その整備事業の一つとして、「児童生徒に1人1台端末」を目的とした学習者用端末等の整備を進めている。 愛知県教育委員会は県立高校に通う生徒に、 "Surface Go 2" 4万383台(3人に1人の割合)を生徒用端末として配備を進めている。メモリ8GB、ストレージ128GBの比較的上位モデルを採用した。セットアップを各校で行うことにより導入費用を削減できた。またSurfaceペンやタイプカバー(キーボード 兼 保護カバー)も用意される。 二つの坂![]() 山を切り開いて開設された為に、校舎に辿り着くためには急峻な坂を登らなければない。 正門の坂は「がんばり坂」、北門の坂は「ふんばり坂」の愛称がある。 がんばり坂 正門より玄関へ続く長い坂を誰が名付けたわけでもなく、いつしか「がんばり坂」と呼ばれるようになる。また「がんばり坂」という歌も完成。 ふんばり坂 北門の坂。 開校前からのあゆみ
小高い山を崩しての工事のため、工事の発展につれて下から岩盤が出るなどして日程が遅れる。その年の暮れには第一棟の基礎工事が終わったが、建物らしい物の姿はなく、第一回生の募集にも影響が起こりそうな状況であった。 開校 プレハブ校舎
小牧地区からの通学者に配慮し、本校に近い丹羽高校の校地内北側にプレハブ校舎6教室を建設し開校。毎日が暑く豚舎から来るにおいの中で学習した。猛暑のため氷柱を教室内に2本ずつ設置するも、屋外のほうが涼しい状況である。 部活動は畦道を選んでランニングに励み、扶桑町グランドや工業団地グランドを僅かな時間借りて、旱天の慈雨にも似た思いにひたった。 現在の地に移転したのは同年8月18日となった。当時は山の上に校舎がポツンと建っており、グランドには石ころがころがっている状態であった。 植木![]() 造成によって破壊された緑を取り戻すために庭木や草花を植えたが、石だらけでやせている土地であったため、植えた樹や草花を枯らした。校舎の多い斜面に苗木を植えれば成長して、やがて防風林になり、斜面の補強にもなると考え、生徒1人1本の苗木を植えることを計画した。[要出典] 1979年(昭和54年)3月、1回生は美化委員と室長が中心となり、クラス毎に1時間交代でテニスコート北斜面に300本の杉の苗木を立派に成長することを祈って植えた。翌年度は2回生がテニスコート西北斜面にスギ苗400本を植える。3回生はテニスコート西南斜面の上の方にヒノキの苗木を、下の方と浄化槽の北斜面にスギの苗木を計450本植えた。4回生は運動場西南斜面に450本の苗木を、5回生は運動場の南斜面に360本の苗木を植え、1人1本の植木計画は完了した。[要出典] 景色山を削り校舎を建てたため、尾張の野を一望することができる。木々に囲まれ自然豊かで四季折々の景色を見ることができる。 ![]() ![]() ![]() 交通アクセス
注. バスは上下5本ずつ。通常時の登校/下校に間に合うバスはない。
出身者参考文献
脚注
関連項目外部リンク |
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