忠生公園
忠生公園(ただおこうえん)は、東京都町田市にある都市公園(総合公園)。 概要1977年(昭和52年)[3] に第1期区域(面積28,351m2)が開園。その後は谷戸部を中心に公園を拡張する形で、1997年(平成9年)に第2期区域が開園[4] し、現在に近い形となる。広さは約8.1haで、園内にはソフトボール場などがある。敷地は忠生と山崎町が入り組んでいる。 多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かし、園内には鶴見川の支流の一つである「山崎川」の源流が存在し[5]、1日約1,200トンの湧水が出ている。また、谷戸部の周囲は樹林地が多く、豊富な植物や昆虫、水生生物などが生息している[4]。 指定管理者制度に基づき、ソフトボール場(有料運動施設)の管理運営は2019年3月までは「チーム町田(株式会社ギオン、株式会社富士グリーンテック東京支店、株式会社ゼルビア、特定非営利活動法人アスレチッククラブ町田、株式会社東京綜合造園、ファシリティーパートナーズ株式会社の共同事業体)」が、2023年3月までは「まちだA・T・Kスポーツパートナーズ(アシックスジャパン株式会社・東急スポーツシステム株式会社・株式会社協栄の共同事業体)」が行っていたが、2024年4月より公園全体で指定管理者制度が導入され、新たに「一般社団法人町田市緑化協会」が管理運営を行っている[2]。 沿革
主な施設
忠生公園大橋
忠生公園大橋は、公園東側で進められた公園拡張整備の際に建設された町田都市計画道路3・3・36号線(都道47号)の道路橋で、公園谷戸部を縦断するように架けられている。1996年8月30日に開通し、完成当時は町田市内で最も長い橋だった[注釈 1][6]。 町田街道のバイパスとして1961年に都市計画決定されたもので、整備は東京都が行い、将来的には同路線が多摩都市モノレール路線延伸時の導入空間となる予定で、橋脚は将来のモノレール導入に対応した構造となっている。また、橋脚や橋桁は剥き出しではなく、化粧板が取り付けられており、周辺の環境に調和するように配慮したデザインが採用されている[8]。 橋梁の歩道部分は東側が幅員3.1m、西側が幅員6.1m[7] と非対称の構造となっているが、これは橋梁の途中に展望スペースを設けた為だが、実際には背の高い目隠しフェンスが設置されているため、橋の上から公園を眺めることは難しい構造になっている。なお、橋梁から直接出入りできる公園アクセス路は設けられておらず、公園に立ち入る場合は橋を迂回することになる。 アクセス
周辺施設
脚注注釈出典
外部リンク |
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