忍者ライナー忍者ライナー(にんじゃライナー)は、三重交通の伊賀営業所が運行する高速バス路線の愛称である。かつては大阪方面へ運行する路線にもこの愛称を用いていたが、現在は名古屋方面へ運行する路線のみがこの愛称を用いている。 概要三重県伊賀市と大阪府大阪市を結んでいた伊賀大阪高速線(いがおおさかこうそくせん)及び、愛知県名古屋市を結ぶ名古屋上野高速線(なごやうえのこうそくせん)の愛称である。同線は伊賀忍者ライナー(いがにんじゃライナー)や伊賀ライナー(いがライナー)と表記されることもある。なお、当項では大阪方面の路線(伊賀大阪高速線)と名古屋方面の路線(名古屋上野高速線)に分けて解説する。 路線伊賀大阪高速線三重県伊賀市と大阪府大阪市を結んだ路線。「61系統」として運行していた。 歴史1960年代から1970年代に近鉄バス(当時は近畿日本鉄道自動車局)が、大阪市内 - 伊賀(旧上野市)間に路線バスを運行していた。後に、大阪阿部野橋駅 - 天理駅間の路線が毎月26日のみの運行で残るのみとなったが、やがて廃止された。 1980年代には名阪国道・西名阪自動車道には夜行高速バスが通るようになったが、後に京都駅などを経由する経路変更で名神高速道路を通るように変更されたため、定期的に名阪国道と西名阪自動車道を通るようになるのは久しぶりのことである。なお、近鉄バスとしては新大阪駅発着の高速路線はこの路線が初めてであった。 近鉄バスとの共同運行化にあたり、同社により「忍者ライナー」の愛称が与えられた。ちなみに、近鉄バスと共同運行していた当時の四日市大阪高速線(路線リニューアル前)は近鉄バスともども愛称名がなかったが、西日本JRバスとの共同運行化で「四日市ライナー」の名称を与えられたが、2014年2月28日をもって近鉄バスが撤退した[1]。 2018年4月以降、土曜・休日とお盆・年末年始に4往復のみが運行されていたが、2022年3月1日より運行を休止した[2]。 年表
停車停留所運行経路
車両
名古屋上野高速線三重県伊賀市と愛知県名古屋市を結ぶ路線。運行開始当初は「61系統」として運行されていたが、関バスセンターを経由するに当たり「62系統」に変更されて現在に至る。 歴史1988年4月に名鉄バスセンター - 三交上野車庫間を運行する路線として登場した後、2006年12月20日から三交上野車庫 - 三交伊賀車庫間の延長運行を行ったが[6]、その運行は2011年4月1日のダイヤ改正で終了した[7]。以降は運行開始時と同じ区間(名鉄バスセンター - 三交上野車庫間)を運行する昼行高速バスとして運行している[8]。 年表
停車停留所運行経路車両
脚注
関連項目外部リンク
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