御所見村
御所見村(ごしょみむら)は、かつて神奈川県高座郡に所属していた村。現在の藤沢市北西部にあたる。 名称の由来かつて桓武平氏の祖である葛原親王(かずらわらしんのう)が葛原(くずはら)の地に御所を築き、散歩に出た折に菖蒲沢(しょうぶざわ)にあった塚から御所を眺めたという伝承から名付けられた「御所見塚」に由来する。 別説として、葛原親王の末裔である垂木主膳正従四位下長田武蔵守平忠望(平公雅と同一人物ともされる)が葛原に、地元の人々から垂木御所と呼ばれる屋敷を構え、この屋敷を菖蒲沢の塚から見ることができたのが「御所見塚」の由来ともされる。 町村制施行時に6村が合併して新たな村が誕生した際、塚の名にちなんで御所見村と名付けられた[1]。 御所見塚があった場所は現在は工場になっており現存しないが、記念碑が藤沢市役所御所見市民センターに設置されている。 歴史
現況公式な地区名としては残っていない(合併以前の6村の名前が地区名となっている)が、旧・御所見村の範囲は地元では御所見地区とも呼ばれており、いくつかの施設にも御所見の名が冠されている。
脚注
関連項目外部リンク
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