広州地下鉄1号線
広州地下鉄1号線(こうしゅうちかてつ1ごうせん、中文表記: 广州地铁1号线、英文表記: Guangzhou Metro Line 1)は、中華人民共和国広東省広州市天河区の広州東駅から茘湾区の西塱駅までを結ぶ広州地下鉄の路線。広州地鉄集団有限公司が運営する。ラインカラーは■黄色。路線距離18.497キロ、南北-東西方向で16駅、1車両基地がある。6両編成のA型列車を使用している。1号線は広州初の地下鉄路線である。 概要1号線は南北-東西方向で、全長18.497キロ、そのうち地面線路2.048キロ、地下線路16.449キロ。茘湾区の地面駅である西塱駅から、花地大道を沿って北へ進み、芳村駅の北で珠江を地底を渡り、さらに北へ進む。陳家祠で東に向かい、中山七路から中山一路までを沿って一直線に進む。広州大道を通ると天河区に入り、天河スポーツセンターの南西で北に向かい、広州駅に至る。 運転指令所は公園前駅の地上にある公園前コントロールセンター。該当運転指令所は1号線、2号線、8号線(旧2号線)の指令業務を行っている。 1号線は西塱 - 坑口間線路の西側にあるにある西塱車両基地を使用している。 沿革計画
建設
運営
駅一覧1号線は16の駅が設けられており、その中で地上駅が2駅、地下駅が14駅ある。
運行形態1号線は全列車が通し運転を行っており、全列車が西塱駅と広州東駅の間で折り返し各駅停車。 運行時間は2017年11月の時点で、西塱駅を出発する初電は午前6時で、終電は夜10時55分である。広州東駅を出発する初電は午前6時10分で、終電は夜11時30分である。
利用状況1号線は広州市内初の地下鉄路線として、芳村・珠江北岸の旧市街および天河区西部のニュータウンを結び、旧市街各中心部、芳村バスターミナル、広州東駅などの交通の要衝、公園前、烈士陵園、體育西路などの商業地域および大量の住宅地域を通過する。なお、広仏地下鉄開業後、広仏線が西塱駅に乗り入れ、広仏線 - 1号線間で広仏両市を往来する乗客が激増するため、1号線は広州の一大動脈となり、大量の乗客が訪れる。 2020年、1号線の1日1キロ平均乗降者数は3.6万人で、例年通り中国本土都市軌道交通のトップを占めた。[25][26] 2021年、1号線の1日平均乗降者数は75.90万人で、広州市内では3号線、2号線、5号線に次ぐ4位であった。[27] 使用車両
1号線はすべて6両編成のA型列車を使用する。最高時速80 km/hで、VVVF交流伝動、設計使用時間30年。 開業から2006年、ドイツ輸入のアドトランツ=シーメンスモジューラ列車(A1型)21列のみ使用していた。2006年から、長客=ボンバルディアMovia 456列車(A3型)7列を導入。2012年から、2号線で使用されていたA3型列車を1号線および8号線に転用。 A2型ではドアの上に赤いLED走字スクリーンと路線図、A3型では折れ線LED路線図が設けられている。A1型は旧型列車のため運行情報システムは設けられていない。 今後の発展現在1号線について新たな延伸計画はない。
注釈出典
外部リンク |