平野博之

平野 博之(ひらの ひろゆき、1954年 - )は、日本生物学者。専門は植物分子発生遺伝学。農学博士(名古屋大学)。東京大学名誉教授。。

人物・経歴

千葉県生まれ。1978年東北大学理学部生物学科卒業。1983年名古屋大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会奨励研究員,同特別研究員を経て,1988年国立遺伝学研究所助手。1996年東京大学大学院農学生命科学研究科助教授。2004年東京大学大学院理学系研究科教授。2020年定年退職,東京大学名誉教授[1][2][3]

専門は植物分子発生遺伝学[2]。学会活動など:日本育種学会常任幹事,幹事。日本遺伝学会評議員日本植物生理学会評議員。日本メンデル協会監事。Plant and Cell Physiology 編集委員。Genes and Genetic Systems 編集委員。2019年日本遺伝学会木原賞受賞。

著書

  • 平野博之『物語 遺伝学の歴史』中公新書, 2023
  • 平野博之,阿部光知 『花の分子発生遺伝学』裳華房, 2018
  • Hirano, H.-Y., Hirai, A., Sano, Y., and Sasaki, T. (eds) “Rice Biology in the Genomics Era” Heidelberg, Springer, 2008.
  • 「植物の軸と情報」特定領域研究会編(共著)『植物の生存戦略 』朝日出版, 2007

脚注

  1. ^ 平野博之 プロフィールHMV&BOOKS online
  2. ^ a b 令和元年度退職教員の紹介東京大学
  3. ^ 平野 博之 ヒラノ ヒロユキ (Hiro-Yuki HIRANO)researchmap