川村 あんり |
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名前 |
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カタカナ |
カワムラ アンリ |
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ラテン文字 |
Anri KAWAMURA |
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基本情報 |
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国籍 |
日本 |
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種目 |
フリースタイルスキー |
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生年月日 |
(2004-10-15) 2004年10月15日(20歳) |
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生誕地 |
東京都東久留米市 |
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ワールドカップ戦歴 |
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デビュー年 |
2019-2020季 |
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川村 あんり(かわむら あんり、英: Anri Kawamura, 2004年10月15日 - )は、日本のフリースタイルスキー選手(モーグラー)である。マネジメントはスポキャス[1]。
来歴
東京都東久留米市出身[2]。新潟県南魚沼郡湯沢町育ち[2]。
両親ともに元アイスホッケー選手で、父は西武鉄道、母はコクドレディースでプレーしたトップ選手であった[3]。
3歳でスキーを始め、祖父が新潟県の越後湯沢に所有しているリゾートマンションを拠点に東京から滑りに来ていたという。4歳でモーグルスキーを始める[2]。
小中一貫校の湯沢学園へ入学し、スキーに本格的に取り組むようになる。
全日本スキー連盟(SAJ)公認大会に初めて出場したのは、埼玉県スキー連盟が新潟県十日町市の松之山温泉スキー場で主催した『第12回埼玉県松之山温泉モーグル競技会』(2012年1月8日)であり、この時は予選落ちの15位という成績であった[4]。SAJ公認大会初優勝はその2年後(2014年)の松之山温泉競技会である[5]。その後、地道に力をつけて競技会でも上位の成績を収めるようになる。
湯沢学園7年生(中学1年)になった2017/2018シーズンのJOCジュニアオリンピックカップ 2018全日本ジュニアスキー選手権大会フリースタイル競技(中学生の部、南砺市たいらスキー場)では2位に大差をつけて圧勝した[6]。
湯沢学園9年生(中学3年)の2019年12月にフィンランドのルカ(フィンランド語版)で開催のワールドカップに国際大会デビュー。結果は2位で日本勢で最高、表彰台を上った[2]。
2020年に国際スキー連盟主催の最優秀新人賞を受賞[7]。
湯沢学園卒業後は2020年4月より日本体育大学桜華高等学校に入学[8]。
2022年北京オリンピックのフリースタイルスキー競技女子モーグル決勝では、日本勢で唯一3回目まで進んだが77.12点で5位となった[9]。
2023年3月に高校を卒業[10]。同年4月1日にルネサンスと契約[11]。
戦歴
- 2018年
- JOCジュニアオリンピックカップ 優勝
- 第89回宮様スキー⼤会国際競技会 2位
- 2019年
- FIS Junior World Championships2019 MO 6位
- FIS Junior World Championships2019 DM 9位
- 東海北陸フリースタイルスキー選⼿権⼤会 第1戦 優勝
- 東海北陸フリースタイルスキー選⼿権⼤会 第2戦 優勝
- 第39回全⽇本スキー選⼿権フリースタイル競技 6位
- フリースタイルスキー秋⽥・⽥沢湖モーグル競技会 兼 ワールドカップ田沢湖大会出場選考会 優勝
- FISワールドカップRUKA(フィンランド)MO 2位(日本勢最高位)
- FISワールドカップ Thaiwoo(中国) MO 5位(日本勢最高位)
- 2020年
- FISワールドカップ Trenblant(カナダ)MO 10位(日本勢最高位)
- FISワールドカップ Calgary(カナダ)MO 7位
- 第40回全日本選手権フリースタイルスキーモーグル 優勝
- 第40回全日本選手権フリースタイルスキーデュアルモーグル 4位
- FISワールドカップ Tazawako(日本)MO 5位
- FISワールドカップ Shymulak(カザフスタン)DM 5位
- FISワールドカップ Krasnoyarsk(ロシア)DM 8位
- 2019-2020 シーズンFIS WCフリースタイルスキー女子部門新人賞受賞
- FISワールドカップ RUKA(フィンランド)MO 8位
- FISワールドカップ Idre(スウェーデン)MO 2位(日本勢最高位)
- FISワールドカップ Idre(スウェーデン)DM 3位(日本勢最高位)
- 2021年
- FISワールドカップ DEER VALLEY(アメリカ)MO 2位(日本勢最高位)
- FISワールドカップ Idre(スウェーデン) MO 優勝
- FISワールドカップ Alpe d'Huez(フランス) MO 2位(日本勢最高位)
- 2022年
• 北京オリンピック 5位入賞(日本勢最高位)
脚注
外部リンク