崔源峻

崔源峻(チェ・ウォンジュン)
Choi Won-Jun
斗山ベアーズ #61
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1994-12-21) 1994年12月21日(30歳)
身長
体重
182 cm
92 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手(アンダースロー)
プロ入り 2017年 1次ドラフト
初出場 KBO/ 2018年7月25日
年俸 5900万ウォン(2020年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
五輪 2021年
チェ・ウォンジュン
各種表記
ハングル 최원준
漢字 崔源峻
発音: チェ・ウォンジュン
日本語読み: さい・げんしゅん
英語表記: Choi Won-Jun
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崔源峻(チェ・ウォンジュン、朝鮮語: 최원준1994年12月21日 - )は、大韓民国のソウル特別市出身のプロ野球選手投手)。改名前の名前は「崔洞現(チェ・ドンヒョン、최동현)」だった。

経歴

アマチュア時代

大学時代から2013年2014年に大学春季リーグで最優秀選手賞を受賞し、所属大学のエースとして活躍するなど優秀な投手だった。

さらに2015年のアジア野球選手権大会で代表としても活躍した。しかし、4年生時にはトミー・ジョン手術を受けたことで投球をほとんどしていなかった。さらに、2016年10月には甲状腺がんの手術を受け、完治後に再起を誓って現在の名前に改名[1]

斗山時代

2017年に斗山から指名されて入団した。同年は度重なる故障のリハビリによって1軍2軍ともに1試合も登板しなかった。

2018年7月25日のSKワイバーンズ戦で救援登板してデビュー。3イニング3失点を記録した。同年は6試合のみ出場。

2019年も中継ぎ専門で活動。同年には初勝利、初セーブ、初ホールドをいずれも記録したが、そこまで目立った活躍はしなかった。

2020年は開幕エントリーに入った。初期は中継ぎだったが、李庸燦クリス・フレクセンの故障で6月から代替先発投手に配置転換された[2]。すると水を得た魚のごとく大活躍し、9月12日のキウム・ヒーローズ戦でシーズン初黒星を喫するまで開幕から無敗のシーズン10連勝を記録するなどよい投球を見せた[3]

LGツインズ戦となる同年の準プレーオフでは2回戦に先発登板。乱打戦となりながらも相手先発のタイラー・ウィルソンとの投げ合いを制して自身初のポストシーズン白星を挙げた。なお、この勝利でチームはプレーオフ進出を決定[4]

2021年他の国産先発投手陣が軒並み不安定な中で開幕からエースとして活躍。6月16日の東京オリンピック韓国野球代表メンバー発表時点で12試合に先発して無敗の7連勝、平均自責点2点台とチーム内でずば抜けた成績を残したため斗山の投手で唯一代表メンバーに選ばれた[5]

プレースタイル・人物

最高145km/時のストレートを駆使する高速サイドアーム投手で、力のあるフォーシームと内角に曲がるカーブをよく使用する。ほか、チェンジアップとフォークも投げる。

斗山在籍経験のある他のサイドアーム投手達とは異なり、ストレートを投げる割合は約70%にもなっており奪三振能力に優れている。

詳細情報

年度別投手成績

年度 チーム 平均自責点 試合 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 四球 死球 奪三振 失点 自責点
2018 斗山 10.61 6 0 0 0 0 0 0 - 56 9.1 22 2 0 5 5 16 11
2019 2.65 34 0 0 1 2 1 4 0.333 228 54.1 52 1 16 4 38 17 16
2020 3.80 42 0 0 10 2 0 0 0.833 532 123 134 15 35 7 94 52 52
2021 3.30 29 0 0 12 4 0 0 0.750 673 158.3 160 15 37 10 113 65 58
2022 3.60 30 0 0 8 13 0 0 0.381 713 165 183 21 37 7 113 80 66
通算 5シーズン 3.58 141 0 0 31 21 1 4 0.596 2202 510 511 59 141 33 363 230 203

代表歴

背番号

  • 63 (2017年)
  • 61 (2018年 - )

脚注