岡山県道34号笠岡井原線
岡山県道34号笠岡井原線(おかやまけんどう34ごう かさおかいばらせん)は、岡山県笠岡市から井原市に至る県道(主要地方道)である。 概要笠岡・井原両市の中心市街を最短で結ぶ幹線道路。山陽自動車道への連絡道路でもあり交通量がある。丘陵地帯の中を抜けるため、緩いカーブとアップダウンが断続的に続く峠越えの道となっており、冬場は凍結に注意が必要。 路線データ歴史
路線状況
車線数は全線2車線以上。笠岡市では、笠岡地内にある下追分交差点(広域営農団地農道備南地区南幹線(笠岡市道笠岡中央線)交点)から小平井地内の笠岡I.C 交差点(山陽自動車道笠岡I.C出入口)まで4車線。 笠岡市笠岡の大仙院前辺り(コスモ石油) - 田頭地区の一部(ENEOSmio辺り)、笠岡市東大戸から井原市上出部町(かみいずえちょう)にかけての大半は、歩道が整備されていない。また、笠岡市東大戸から井原市岩倉町にかけては道路規格が古いため、車線幅員や路側帯といった道路全体の幅員が狭い。両市内の高校へ自転車や原付で通学する生徒の通行もあり、走行には注意を要する。 市同士を結び、笠岡・井原両市にとっては大変重要な路線で、福山市明神町2丁目の明神町交差点(起点) - 庄原市東城町川西の友末交差点間で国道182号と重用している国道314号の起点を福山市から笠岡市に変更し、本路線と岡山県道・広島県道9号芳井油木線および広島県道・岡山県道105号前原谷仙養線を国道に昇格させることを望む声が沿線住民から出ており、岡山県ホームページの「マルチメディア目安箱」にもそのような内容の投書[2]が寄せられているものの、いまだに国道昇格の実現には至っていない。 通称
重複区間
並行する旧街道
地理終点付近では標高差が大きく、「山王坂」と呼ばれる急坂で井原市街に向かって一気に下り込む。ここでは井原市街を一望でき、市街地の北の丘陵地にぶどう畑が広がる青野地区(井原ぶどうの産地)の一部も望むことができる。 通過する自治体交差する道路
交差する鉄道沿線
峠
脚注注釈出典
関連項目 |