山田達也 (建築家)
山田 達也(やまだ たつや、1963年4月30日 - )は、日本の建築家。山田建築研究所代表。 来歴1963年、静岡県にて生まれた[1][2]。静岡県立掛川工業高等学校を経て、中部大学に入学した[2]。1986年に同大学の工学部建築学科を卒業すると、愛知県名古屋市の設計事務所に勤務した[2]。その後、二度にわたりヨーロッパを放浪し、いったん帰国した際には建設会社で勤務した[1][2]。2001年に山田建築研究所を設立し、住宅、事務所、店舗、などの設計を手掛けている[2][3]。 作風一般の住宅の設計なども手掛けているが、そのほかにスタジオジブリに関連する作品に多く携わっている[4][5]。スタジオジブリの第二スタジオ、第三スタジオ、第五スタジオは、いずれも山田の設計によるものである[2][6][7][8]。また、スタジオジブリ取締役でもある宮崎駿の個人アトリエと、駿の個人事務所「二馬力」が置かれている「豚屋」や「草屋」も設計した[9][10]。木造家屋の勾配がある屋根を緑化する試みは珍しく、雑誌などで取り上げられている。 2005年日本国際博覧会においては、三鷹市立アニメーション美術館館長だった宮崎吾朗らとともに、パビリオン「サツキとメイの家」を建築するプロジェクトに参画し、設計監理を担当した[1][11][12]。 また、東京都杉並区の公園予定地内の家屋が火災により焼失し[13]、その後、宮崎駿らの尽力により「杉並区立Aさんの庭」として新たに整備されることが決まると[14]、その公園内の家屋の設計も手掛けることとなった[15]。 人物略歴
作品
脚注
関連人物関連項目参考文献
外部リンク |