山本 直也(やまもと なおや、1963年8月13日 - )は、日本のフリーアナウンサー。シャベール所属。兵庫県加古川市出身[1]。
略歴
関西大学文学部を卒業[2]後、1988年に日本短波放送(ラジオたんぱ、現在のラジオNIKKEI)にアナウンサーとして入社した[1]。
1989年に大阪支社へ転勤した[1]。1991年から『中央競馬実況中継』の実況を担当するようになる[3]。
1994年に再び本社へ異動した[1]。
2003年に退社し、フリーアナウンサーとなる[1]。
2007年には岩手県競馬組合が開催した「全国競馬場実況アナウンサーサミット」に中央競馬代表として白川次郎とともに参加した。4月9日に水沢競馬場で行われた一部のレースの実況を担当した[4]。
2011年からはホッカイドウ競馬(門別競馬場)でも不定期で実況を担当している。
2021年6月22日には14年ぶりに水沢競馬場で実況を担当した[5]。
エピソード
- 趣味は映画鑑賞、ドラマ鑑賞、公営競技観戦、散歩、読書[6]。
- 大学時代には鳥居睦子や中井雅之らを輩出したサークル「海賊放送研究会」に所属していた[3]。
- 大学4年次には複数社のアナウンサー試験を受験したもののすべて不合格となり、結果的には就職留年して臨んだ5年次の秋にラジオたんぱの試験に合格するまで20社近くを受験した[3]。
- 近年は中山グランドジャンプの実況を優先的に配されている。その関係もあり、障害競走を実況する際に出走馬が障害を飛越する場面で発する「踏み切ってジャンプ!」は山本の代名詞になっており、2014年からは「踏み切ってジャンプぅ!Tシャツ」がラジオNIKKEIの公式グッズ「名実況Tシャツ」のうちの一つとして発売されている[7]。
- 2024年、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの監督でJRAの馬主でもある吉井理人が、同年の個人スローガンとして「踏み切ってジャンプ!」を掲げた[8]。これがきっかけとなり、同年3月20日にラジオNIKKEIで特別番組『踏み切ってジャンプ!マリーンズ吉井理人監督2024年への決意』が放送され、山本と吉井の対談が実現した[9]。
現在担当中の主な番組
競馬実況歴
中央競馬のGI、J・GI競走
ゲーム
過去の出演
ラジオ番組
- 大橋照子のテルネットイン
- 海原純子のラジオ診療室
- 21世紀の台湾と日本
- テレボート24
- シネマストリート
- 夕焼けチャンプルー
- Hot!ほっと大阪
- 合格いっぽん道 サンデースペシャル
- 各種公営競技実況中継(以上ラジオNIKKEI。ラジオたんぱ時代も含む)
- 家庭生活Q&A(ラジオ日本)
テレビ番組
テレビCM
脚注
- ^ a b c d e “パーソナリティ紹介”. 大橋照子のドキドキラジオ. ティーオープランニング. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “山本 直也|アナウンサープロフィール|局アナnet”. 局アナnet. 2015年6月3日閲覧。
- ^ a b c ブームスポーツ編集局 (2019年4月14日). “「踏み切ってジャンプぅ〜!」山本直也さんが語る関大生時代 | ブームスポーツ編集局”. ブームスポーツ. 2020年8月25日閲覧。
- ^ “4月6日(金)「スプリング争覇(笠松)はニシノフィクサーが制す」ほか[全国競馬情報]”. 競馬実況web | ラジオNIKKEI. 日経ラジオ社 (2007年4月6日). 2021年7月2日閲覧。
- ^ @iwatekeiba (2021年6月22日). "春の #水沢競馬 もいよいよ最終日 ! 本日の実況は山本直也アナウンサーがつとめます". X(旧Twitter)より2021年7月2日閲覧。
- ^ “Chatbelle | 山本 直也 プロフィール”. シャベール. 2020年8月25日閲覧。
- ^ ラジオNIKKEI公式グッズ
- ^ 星夏穂. “【ロッテ】吉井理人監督2024年の抱負「踏み切ってジャンプ!!」馬の姿を見てプロ野球重ねる”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ. 2024年4月13日閲覧。
- ^ “ラジオNIKKEI第1『踏み切ってジャンプ!』に吉井監督が出演”. 千葉ロッテマリーンズ (2024年3月19日). 2024年4月13日閲覧。
- ^ 【2017年3月の実況担当】山本直アナ、フラワーCで重賞初実況!高松宮記念は8年ぶりに山本直也アナ日経ラジオ社、2017年3月1日閲覧
- ^ 【2018年5月の実況担当】山本直アナ、NHKマイルカップで平地GI初実況!山本直也アナはヴィクトリアM初担当日経ラジオ社、2018年5月3日閲覧
- ^ 【2018年11月の実況担当】今年のJBCは京都で。スプリント・クラシックは檜川アナ、レディスCは山本直也アナが実況!日経ラジオ社、2018年11月1日閲覧
- ^ 【2017年11月の実況担当】マイルCSは山本直也アナ、京都のGI初担当!エリザベス女王杯は小塚アナ初担当日経ラジオ社、2017年11月3日閲覧
- ^ 【2017年12月の実況担当】大一番・有馬記念は小林アナ。朝日杯FSは大関アナ、中山大障害は山本直アナがそれぞれ初担当!日経ラジオ社、2017年11月28日閲覧
- ^ “ラジオNIKKEIの「代打の神様」!?山本直也アナウンサーの"初" [私の初◯◯実況レース]”. 日経ラジオ社. 2016年4月12日閲覧。
- ^ “西島秀俊が新CM発表会でタジタジ アナ絶叫!チューハイ試飲が競馬実況に”. J-CASTニュース (2018年4月9日). 2019年4月22日閲覧。
外部リンク