山口晋 (政治家)
山口 晋(やまぐち すすむ、1983年(昭和58年)7月28日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の元衆議院議員(1期)。衆議院議員を7期務めた山口泰明の次男。 来歴生い立ちから会社員時代まで1983年(昭和58年)7月28日、埼玉県比企郡川島町生まれ。 川島町立中山小学校、西武学園文理中学校・高等学校を経て、2006年3月、成城大学経済学部卒業。2008年3月、一橋大学国際・公共政策大学院修了。2011年2月、国立シンガポール大学リー・クワンユー公共政策大学院修了。 2011年4月、東京ガス入社。2015年4月から2017年9月まで東京ガスアジア社に出向し、シンガポールに滞在。2017年9月、東京ガスを退社[2]。 政界入り2018年1月より菅義偉衆議院議員(当時第4次安倍内閣内閣官房長官)事務所。2018年7月から9月まで内閣官房長官秘書官を務める。2019年1月より父・山口泰明衆議院議員事務所。 2021年7月、父の山口泰明が年内に予定される第49回衆議院議員総選挙に立候補しない意向を示した[3]。翌8月、後任候補者を選ぶ公募では次男の晋が選ばれた[4][5]。晋の選挙区支部長就任記者会見では、同席した自由民主党の柴山昌彦埼玉県連会長から、「公募に名乗りをあげた24人の中から「厳正な審査」で晋氏が選ばれた」と重ねて説明し、「地元にかける熱意やプレゼンテーション能力などの観点から、『2世』ということを超越して候補者としてふさわしい」と強調した。晋は、一部の地元有権者からは「世話になったのは泰明さんだから」と露骨に距離感を示す発言をされたことを明かした上で、「そういう人を引き止めるのは難しい」としながらも、支援を受け続けるよう活動を続けていく意思を示した[6]。同年10月の衆院選では立憲民主党元職の坂本祐之輔との一騎打ちを僅差で制し(坂本は比例復活)、初当選した[注 1][7][8][9]。 2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙において比例復活もならず落選[10]。 政策・主張・発言等
外交安全保障
エネルギー政策
インフラ輸出
GXについて
国土強靭化について
賃上げについて
所属議連等
不祥事不同意わいせつ事件2023年11月24日、赤坂のラウンジで共に飲酒して相手の家に送り届けた時、相手女性の自宅ドア前で20代女性に対する不同意での“泥酔キス”トラブルを起こし、その現場を相手女性の母親に目撃され、その母親から30万円を慰謝料として請求されていたことが『週刊ポスト』によって公表。11月27日発売の同誌が詳報した[17][18]。 2024年9月6日、警視庁赤坂署は不同意わいせつの疑いで山口を書類送検した。容疑は2023年11月2日午前0時半過ぎ、東京都港区にあるマンションのエレベーター内で、20代女性に対しキスするなどわいせつな行為をしたとしている[19][20]。10月8日、東京地検は山口を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない[21]。 公職選挙法違反疑い山口が取締役を務める坂戸ガスは2021年10月の第49回衆議院議員総選挙を前にした同年9月、同社の創立50周年記念事業の一環で、坂戸市に1千万円を寄付した。市民団体は国会議員が取締役を務める会社が選挙区内の市に寄付をしたのは公職選挙法に違反するとして、2023年12月にさいたま地検に刑事告発した。さいたま地検は2024年3月28日付で山口を不起訴処分とした。 山口の父で同社の代表取締役を務めていた元衆院議員の泰明も刑事告発されていたが2023年3月に不起訴処分となり、さいたま第1検察審査会が不当と議決。地検が再捜査し3月28日付で再び不起訴処分となった[22]。 所属団体・議員連盟選挙
その他坂戸ガス - 2023年12月現在、父が代表を務める[24]坂戸ガスの取締役を務める[25]。 脚注注釈出典
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia