小布施駅
小布施駅(おぶせえき)は、長野県上高井郡小布施町大字小布施にある長野電鉄長野線の駅[1]。駅番号はN15。 特急列車を含む全列車が停車する。キャッチコピーは「栗と北斎の街」。 歴史
駅構造![]() 単式ホームと島式ホーム、計2面3線のホームを有する地上駅[1]。木造駅舎を有する。社員配置の有人駅で、ホーム間は構内踏切で連絡している。駅舎内には手洗所、コインロッカーがある。長電レンタサイクル(営業期間は4月~11月。冬季は休止)の貸し出しも行っている。駅舎は平屋建てで[1]、小布施総合案内所(小布施文化観光協会)が入居しており、観光案内担当「小布施コンシェルジュ」が常駐している。同協会運営の喫茶店や売店も併設しており、地元産のフルーツやきのこなどの販売も行っている(総合案内所営業時間は9時~17時)。トイレは駅前広場に設置されており、多機能トイレを併設した男女別の水洗式である。 のりば
利用状況各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。[4]。
駅周辺「栗と北斎の町」のキャッチコピーのとおり、徒歩10分程のところに北斎館・高井鴻山記念館などの史跡・博物館、および栗菓子店が集中する昔ながらの町並みが広がっている。毎年4月 - 11月にはこれらの観光地を周遊する路線バス「おぶせロマン号」が運行される。
展示施設ながでん電車の広場1番線隣にある「ながでん電車の広場」には、以前長野電鉄を走った車両が展示・保存されている。現在展示されているのは2000系D編成の3両であり、そのうち先頭の2008号車は車内の見学もできる。入場には有効な当駅発着の乗車券または入場券が必要である。構内踏切を渡って入場する。 以前はED502、デハニ201、モハ604、モハ1003が展示されていたが、これらは2000系と入れ替わる形で旧屋代線の信濃川田駅に移動。その後2014年10月にデハニ201とモハ604が安曇野ちひろ美術館(松川村)、2015年4月にED502が直富商事(長野市)で再保存されることとなった。 一方、モハ1003は同じく信濃川田に搬入された2000系A編成とともに「屋代線トレインメモリアルパーク」の展示物となる予定だったが、計画が放棄されたため前頭部をカットした上でいすみポッポの丘(千葉県いすみ市)で保存されることとなった。 藤平第二発電所の水車と水圧鉄管1926年(大正15年)に運転を開始した樽川第二発電所(現・中部電力藤平第二発電所)で使用されていた発電用水車(ペルトン水車)と水圧鉄管がプラットホーム上に展示保存されている。
隣の駅脚注関連項目外部リンク
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