小夏 (書体)
小夏(こなつ)は漫画家の桝田道也によってデザインされたオープンソースのゴシック風日本語フォントである。MS Pゴシック幅互換のプロポーショナルフォントと等幅フォントで構成されている。 フォントのフォーマットはTrueTypeアウトラインおよびBeOS/ZETA用のビットマップ(Be Bitmap Font)が用意されていたが、ver24から汎用版(埋め込みビットマップありTrueType)とBeOS/ZETA版(埋め込みビットマップなしのTrueType+ビットマップ)にパッケージが分離された。ビットマップは8pxから21pxの大きさを含んでいる。 BeOSの標準日本語フォントであるHaruフォントが12pxで綺麗ではないという理由からこのフォントの製作が開始された[1]。フォントの製作にはTTEdit(ttfの編集)、FontForge(ttfへのビットマップ埋め込み)、mkbmf(ttfからbmfに変換)、edbmf(bmfの編集)といったツールが使用されている。 HAIKU R1/Alpha 1ではOSの日本語フォントに採用されている[2]。 ライセンス小夏のライセンスは以下のように変遷している。現在のバージョンは全ての書体がMIT Licenseの下で利用できる。引き続き過去のバージョンをクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスの下で利用することも可能である。
出典
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