寶樹院 (西東京市)
寶樹院(ほうじゅいん)は、東京都西東京市泉町にある真言宗智山派の寺。宝樹院と記されることもある。 山号は慈光山、寺号は薬王寺と号し、本尊には薬師如来を祀る。慈光とは、諸仏・菩薩の大慈の光明を示す。本山は京都市東山区の智積院[2]。 如意輪寺、寳晃院、東禅寺と合わせて保谷四軒寺と呼ばれる(以前は当寺、如意輪寺、寳晃院、西光寺(現総持寺)だったが、西光寺移転後は東禅寺となる)。また、多摩八十八ヶ所霊場の三十四番札所である。境内にある宝篋印塔は1655年(承応4年)に造られたもので、江戸時代初期の様式をよく表している。また、銭洗弁天坐像は、かつて江戸時代に境内に池があった名残りで、「弁天さま」として親しまれてきたものである[2]。 歴史源空法印(1711年(正徳元年)寂)により上保谷村字上宿(現在の住吉町一丁目および泉町一丁目)に開山したと伝えられる。1931年(昭和6年)に現在地に移転した。[3] 文化財
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