富士川サービスエリア
富士川サービスエリア(ふじかわサービスエリア)は、静岡県富士市の東名高速道路上に位置するサービスエリア(SA)である。 本項では、併設している富士川スマートインターチェンジ(富士川SIC)および富士川バスストップ(富士川BS)についても併せて記述する。 概要東京方面の施設はハイウェイオアシス「道の駅富士川楽座」を併設しており、静岡県道10号富士川身延線からも利用可能である。富士山が綺麗に見られるSAとして人気が高い。 2013年12月21日に、上り線(東京方面)側エリアは『EXPASA富士川』としてグランドオープンした[1]。 かつては浜名湖SAと同様、駐車場・ガソリンスタンドを除き東京方面・小牧方面共通の施設だった。 こうした構造を逆手に取り1960年代には、富士川サービスエリアを利用する上り線と下り線の利用者が申し合わせて通行券を交換する不正利用が盛んに行われるようになったため、1970年(昭和45年)11月11日、道路公団は不正利用を防止するためサービスエリア内に補助料金所を設置し、通行券のチェックを行い始めた[2]。やがて補助料金所は、1980年代に全車両をチェックする豊橋本線料金所へと発展した。 2000年の富士川楽座オープン時に上り線側施設を新築、施設の分離が行われた。また上下線共通の時代、レストランは駿河湾に浮かぶヨットをイメージした建物が特徴的で、同SAの記念スタンプの図柄にも採用されていたが、分離時に解体された。なお、上り線側から下り線側へ本線を横断していた跨道橋は上下線施設分離後も非常用および管理用として残されており、2010年3月18日より後述のスマートICをフルIC化するにあたり、下り線入口ランプとして流用された。 上り線ではエリアからの合流車線が本線のカーブ区間にあり、そのカーブは下り勾配になっている。また、カーブ中間には跨道橋があり視界が悪くなっているので、速度超過や前方不注意による合流車との事故が多発する地点でもある[3]。
道路
施設上り線(東京方面)EXPASA富士川ハイウェイオアシス「道の駅富士川楽座」に関しては、「道の駅富士川楽座」を参照。
下り線(名古屋方面)
富士川スマートインターチェンジ2005年1月11日から行われたスマートインターチェンジの社会実験を経て、2007年4月1日より本格導入された。従来は東京方面への入口、東京方面・名古屋方面からの出口のみ利用可能であったが、名古屋方面への入口を建設しフルIC化するため、2010年1月から同年3月18日まで一時閉鎖され、同日15時にフルICとして供用が再開された。
スマートインターチェンジ上り線(東京方面)
スマートインターチェンジ下り線(名古屋方面)
富士川バスストップ富士川サービスエリアに併設されたバス停留所 (BS) である。旅客案内上、東名富士川(とうめいふじかわ)とも呼ばれる。下り線はサービスエリアに隣接しているが、上り線はやや離れており、上り線側エリアとの直接の行き来はできない。上り線側と下り線側を直接結ぶ地下道がある。 東名ハイウェイバスの急行便が停車する。 歴史停車する路線隣接のバス停乗り換え距離
隣脚注
関連項目外部リンク
|