宇奈月温泉スキー場
宇奈月温泉スキー場(うなづきおんせんスキーじょう)は、富山県黒部市宇奈月温泉にある黒部市営のスキー場である[4]。2011-2012シーズンから愛称として「宇奈月スノーパーク」を使用している[5]。 概要1920年(大正9年)から1921年(大正10年)にかけて、山田肝が東洋アルミナムの社員たちにスキーの練習をさせたのが始まりである[7]。1926年(大正15年)1月に宇奈月スキークラブが創立し、同年2月14日に第1回北日本スキー大会が開催され[8]、昭和初年には朝香宮が来場する[7]など、大正時代からスキーが盛んであった。その後、1956年(昭和31年) に富山県内で最初にリフトを備えたスキー場としてオープンした[3][4][6]。当初民間の営業であったが、町営(合併により市営)となった後[4]、廃止が検討されたこともあったが[6]、黒部市の運営によって営業を継続している[6]。 スノーボードは全面滑走可能。宇奈月温泉雪のカーニバル(2月第1土曜日)や花火大会などのイベントが開催される。なお、スキーシーズン中は休業日が別途設定されている(年度により変動があるため公式サイトを参照)。 スキー場存廃問題2017年(平成29年)8月、黒部市は宇奈月温泉スキー場の利用者数が低迷している状況から宇奈月温泉スキー場検討委員会を設立。委員会の開催を通じてスキー場のあり方について検討を始めた[9]。一度廃止が検討されたものの[3][4][6]、利用者数が一定数に達したことなどから2026年度(令和8年度)まで運営を継続させることが決定した[3][4][6][10]。ただし、来場者数の状況次第では廃止される場合もあり、これ以降の営業継続は未定となっている[3][4]。 歴史
設備コース・リフト
メインとなるコースは中 - 上級者向けのアルペンコース(滑走距離1,200m、最大傾斜35度)である[8]。 施設交通アクセス補足かつては『パパママ温泉、ぼくスキー』のコマーシャルにより、当スキー場が宣伝されていた[7]。 脚注
関連項目外部リンク
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