奈良県立富雄高等学校
奈良県立富雄高等学校(ならけんりつ とみお こうとうがっこう、英: Nara Prefectural Tomio High School)は、奈良県奈良市帝塚山西二丁目にかつて存在した県立高等学校。略称および通称は 概要1983年(昭和58年)4月に「奈良県立第13高等学校」として開設された全日制普通科高校。奈良市の最西部に位置しており、帝塚山大学東生駒キャンパスに近い立地であった。奈良県立北大和高等学校と統合する際、新設合併により、2007年(平成19年)3月に閉校、廃止された。 当時、最新の機器を備えたニューメディア教室が設置されており、多様な学習が可能であった。また、42台のPC全てがインターネットに常時接続されており、電子メールのアカウントを職員、在校生全員に割り当てられていた。 また、ボランティア学習に励んでおり、年数回、奈良県立奈良養護学校と定期交流会を相互訪問の形で実施し、「障害」を持っている人たちへの理解を深めつつ、「ともに生きる」生き方を学んでいた。更に、手話や点字の学習会も全員が受講し、花いっぱい運動等の諸活動も積極的に行われていた。 帰国生徒や海外からの留学生を受け入れて国際理解教育をすすめており、そのため、生徒間の国際交流が盛んであった[1]。 尚、校地と校舎は改築され、2008年4月に奈良県立奈良西養護学校が開設された。 教育方針日本国憲法・教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、人権を尊重する民主的な杜会の形成者として、新しい文化の創造に努める豊かな人間性をそなえた国民の育成を期して推進する。このため、生き生きとした気力と活気に満ちた秩序ある明るい学校づくりを目指す[2]。 教育目標
校訓校訓は「生新」「共感」「創造」であり、その精神は「生きるとは、日々新たに、感動をもってものに向かい、みずからを築いていくこと」である[4]。 沿革年表
基礎データ所在地アクセス
象徴校章学校の東を流れる富雄川を背景にして、富雄の様な山地に咲く、中国では 校歌校歌は、西田忠男による作詞、杉江満直による作曲。歌詞は2番まであり、各番に校名の「北大和高校」が登場する[7]。 設置する課程、学科及び定員学校行事富高祭文化祭は「富高祭」と呼ばれ、毎年9月上旬に開催された。 クラブ活動文化系体育系高校関係者と組織高校関係者組織高校関係者一覧著名な出身者脚注出典
関連項目脚注
外部リンク |