太郎 (歌手)
太郎(たろう、本名:福川 太郎[1]〈ふくかわ たろう[2]〉、1979年5月8日 - )は、日本のシンガーソングライター、ファッションブランド運営者[3]。 歌手活動デビュー時はVirgin Music(東芝EMI、現ユニバーサルミュージック)に所属していた。 概要2003年に大学を卒業後[4]、当初は東京都で大手電機メーカーに就職。同時期に音楽活動を開始し、音楽の世界に挑戦したい気持ちから「30歳までに結果がでなかったらあきらめよう」と考え、26歳で退職。音楽活動に専念する[5]。 2006年にdwango、MTV、テレビ埼玉、他数々のメディアやレコード会社オーディションに「男女」のデモ・テープを送ったところ、その強烈なインパクトで注目を浴び、多数の入選を果たした。その後dwangoにて大幅先行配信をしたところ、1ヶ月間で4万ダウンロードの実績を上げた。その後動画投稿サイトでの投稿で頻繁に使用されており、一大ブームとなっていた。 高校時代からジージャンを愛用していたが既製品に満足できず、2015年に自作を始める。図書館の本で作り方を学び、ジージャン、ジーンズ、帽子を製作。3rdアルバムのMV用に[6]、同年夏、それらを身に着けて「東京から国産ジーンズ発祥の地である児島まで歩くとジーンズはどのくらい色落ちするか」を調べる動画を作成[4]。42日間で東京タワーから児島までを歩き切る旅を経験する。その旅の中で倉敷ファッションセンターが実施している「ジーンズ縫製実践講座」を勧められ[5]、2016年にその講座を体験したこときっかけに[7]、理想のジージャンが作りたいという思いから起業の準備を始める[5]。 当初は東京で起業しようとするも融資を断られ、岡山県倉敷市にある「倉敷市児島産業振興センター」だと工業用ミシンが使い放題で初期費用が安く済むことから、倉敷市での起業を決断。2017年8月に茨城県取手市から岡山県倉敷市児島に移住[5]。市街地で4年間暮らしたのち、下津井に居住している[8]。個人でのデニムブランド「ダンジョデニム」を立ち上げ、企画、デザイン、パターン、裁断、縫製、販売を個人で行っている[9][10]。2021年10月26日には瀬戸大橋のたもとに工房も備え付けた実店舗をオープンした[11]。 ブランド立ち上げ以降も音楽活動を継続するため、移住先に作曲用の機材を持ち込んでいるが、それらに触れる機会はめっきり減っているという[4]。 2019年10月からはYouTubeの縫製バラエティチャンネル「縫製ばぁ」のメンバーの一人としても活動しており[12][13]、YouTubeでの情報発信を起案した一人でもある[14]。また、町おこし団体「下津井シービレッジプロジェクト」のメンバーでもあり、高校や大学での講演も行っている[11]。 2023年12月26日(25日深夜)放送のテレビ東京『マヂキタ大草原「音楽の日とついでのお笑いの日」スペシャル!』の「インターネット老人会が選ぶ名曲ベスト3」で1位に選ばれた「男女」を披露した[15]。テレビ番組で「男女」を歌ったのはこれが初めてだったという[16]。 ディスコグラフィシングル
アルバム
配信限定
脚注
外部リンク
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