大阪科学賞 |
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受賞対象 | 科学および新技術の発展に著しく寄与した研究者 |
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国 | 日本 |
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主催 | 大阪府 大阪市 一般財団法人大阪科学技術センター |
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報酬 | 賞状と賞金150万円 |
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初回 | 1983年 |
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最新回 | 2024年 |
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公式サイト | 大阪科学賞 |
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大阪科学賞(おおさかかがくしよう、英: Osaka Science Prize)は、理学、情報科学、工学、医学、薬学、生物学、農学とそれらの学際的な分野において、科学および新技術の発展に著しく寄与した研究者を毎年2名選び、顕彰する賞である。大阪府、大阪市、一般財団法人大阪科学技術センターの3者が母体である。創造的科学技術の振興をはかり、21世紀への新たな発展と明日の人類社会に貢献することを目的として、1983年(昭和53年)に創設された[1]。賞金は150万円[2]。
受賞者
<主な出典:[3][4]>
- 第1回(1983年度)
- 第2回(1984年度)
- 第3回(1985年度)
- 山田龍作:「肝細胞癌に対する肝動脈塞栓療法の開発」
- 京極好正:「核酸塩基対形成と蛋白質による塩基対識別機構の研究」
- 第4回(1986年度)
- 第5回(1987年度)
- 第6回(1988年度)
- 第7回(1989年度)
- 第8回(1990年度)
- 第9回(1991年度)
- 第10回(1992年度)
- 橋本竹治:「ブロック・コポリマーのミクロ相転移と秩序構造に関する研究」
- 野村大成:「放射線および化学物質の継世代影響-癌および奇形発生とその子孫への遺伝」
- 第11回(1993年度)
- 第12回(1994年度)
- 第13回(1995年度)
- 第14回(1996年度)
- 第15回(1997年度)
- 平野俊夫:「サイトカインの分子生物学的研究」
- 春田正毅:「超微粒子化による金の新しい触媒機能の創出と実用化」
- 第16回(1998年度)
- 原田明:「分子認識による超分子構造の構築に関する研究」
- 成宮周:「プロスタノイド受容体に関する研究」
- 第17回(1999年度)
- 野海正俊:「量子群の表現論と多変数特殊関数論の新局面の開拓」
- 辻本賀英:「細胞死抑制遺伝子bcl-2の発見と細胞死の分子機構の解析」
- 第18回(2000年度)
- 濱田博司:「体の左右非対称性が生じる機構の解明」
- 谷垣勝己:「多面体クラスタの伝導および磁性」
- 第19回(2001年度)
- 第20回(2002年度)
- 東健司:「高速超塑性に関する基礎研究」
- 審良静男:「自然免疫における病原体認識システムの研究」
- 第21回(2003年度)
- 第22回(2004年度)
- 第23回(2005年度)
- 第24回(2006年度)
- 小林俊行:「リーマン幾何の枠組を超えた不連続群論の創始とリー群の無限次元表現における離散的分岐則の発見」
- 坪田誠:「量子流体力学の研究と新しい超流動乱流の発見」
- 第25回(2007年度)
- 第26回(2008年度)
- 第27回(2009年度)
- 小野輝男:「電流により磁化制御に関する先駆的研究」
- 篠原彰:「生物の多様性を育むDNAの交換の仕組みの解明」
- 第28回(2010年度)
- 第29回(2011年度)
- 第30回(2012年度)
- 古川貴久:「網膜の発生と機能構築の分子機構の解明」
- 望月拓郎:「調和バンドルと純ツイスターD-加群の研究」
- 第31回(2013年度)
- 第32回(2014年度)
- 第33回(2015年度)
- 竹内繁樹:「光子を用いた量子情報通信処理・量子計測の先駆的研究」
- 神谷之康:「脳情報デコーディング法の開発と夢の解読」
- 第34回(2016年度)
- 第35回(2017年度)
- 熊谷隆:「複雑な系の上の確率過程と異常拡散現象の解析」
- 原隆浩:「ネットワーク環境上のデータ管理と社会センシングに関する研究」
- 第36回(2018年度)
- 白石誠司:「固体中のスピン流輸送とその物性における先駆的研究」
- 永井健治:「蛍光・化学発光タンパク質の開発と応用展開」
- 第37回(2019年度)[2]
- 栗栖源嗣:「生体エネルギー変換に関わる生体超分子複合体の構造研究」
- 小林研介:「固体素子におけるゆらぎと非平衡機能に関する実験的研究」
- 第38回(2020年度)[5]
- 石井優:「生体イメージングの技術開発と免疫細胞ダイナミクスの統合的解明」
- 井垣達吏:「細胞競合によるがん細胞制御の発見とその分子機構の解明」
- 第39回(2021年度)
- 千葉大地:「磁性の後天的制御に関する先駆的研究」
- 谷口雄一:「ゲノムの分子レベルでの動作機構に関する研究」
- 第40回(2022年度)[4]
- 第41回(2023年度)[6]
- 第42回(2024年度)
- 藤井俊博:「極高エネルギー宇宙線の観測的研究」
- 松﨑典弥:「組織工学における細胞統合技術の先駆的研究」
脚注
外部リンク