大行司駅
大行司駅(だいぎょうじえき)は、福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山にある、JR九州バスが運行を行っている日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)のバス停留所である。九州旅客鉄道(JR九州)日田彦山線の鉄道駅でもあるが、2017年(平成29年)に発生した九州北部豪雨の影響により、鉄道駅は休止中の扱いである。 歴史
駅構造駅舎からBRTのりばまでは、77段の階段を経て上った築堤上にある。やや急な坂の小道で迂回する経路もある[2]。鉄道駅時代のプラットホームもそのまま残されている。バリアフリー施設はない。鉄道駅時代も同様であった。 当駅は、彦山駅から宝珠山駅までのBRT専用道の途中駅である。 添田方面のりば、日田方面のりばとも待合ブースが設置され、ブースには小石原焼の特徴的な技法である「飛びかんな」の模様が表現されている[11]。
鉄道駅としては、相対式ホーム2面2線を有する地上駅であった[1]。彦山駅 - 夜明駅間で列車交換が可能な唯一の駅となっていた。 平成29年7月九州北部豪雨で崩壊した駅舎は古い木造で、無人駅となって以後の2008年に東峰村へ譲渡され一部が喫茶店として使用されていた[8]。駅舎は瓦の葺き替えなど改修されていた。 倒壊のあと2019年12月に駅舎が復元され[10]、駅名の「大行司」にちなみ、行司の筆頭である立行司第41代式守伊之助(後の第38代木村庄之助)による揮毫の駅名が掲げられ、芝田山親方(元横綱大乃国)ら大相撲関係者が式典に参加した。 駅周辺駅前の小道を150mほど西に進んだ場所に国道211号が通っている。同国道はこの交差点付近でカーブし、駅より南側では日田彦山線と並行し、北側では日田彦山線と分かれて北西へ通っている。この国道沿いに東峰村宝珠山地区の中心集落が形成されている。 当駅は東峰村役場宝珠山庁舎(議会設置庁舎、旧宝珠山村役場)の最寄り駅であり、旧村名を駅名とする宝珠山駅よりも役場に近い位置にある[2]。
隣の駅
脚注
関連項目外部リンク
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