大津町 (茨城県)
大津町(おおつまち)は茨城県多賀郡にかつて存在した町である。 地理現在の北茨城市の北東部に位置し、太平洋に面しているが、町域は多賀山地の一部でほとんど山がちな地形になっている。 歴史町内の五浦海岸には1906年(明治39年)に岡倉天心率いる日本美術院が東京から移転した[1]。同院は天心が亡くなる1913年(大正2年)までこの地にあり、天心ゆかりの六角堂にはインドの詩人・ラビンドラナート・タゴールが1916年(大正5年)8月に訪れている[2]。 第二次世界大戦中の1944年から1945年にかけては、海岸線から風船爆弾の放球が行われていた(全国で3か所のうちの1つ)[3]。 1951年(昭和26年)11月22日、町内でがけ崩れが発生。死者5人、重軽傷者5人[4]。 町域の変遷
変遷表
人口・世帯人口総数 [単位: 人]
世帯総数 [単位: 世帯]
交通鉄道※関本駅の所在地は関本村である。 道路脚注参考文献
関連項目 |