大久 祐哉(おおく ゆうや、1996年9月9日 - )は、日本のプロボクサー。鹿児島県鹿児島市出身。金子ボクシングジム所属。
来歴
鹿児島県出身[1]。
鹿児島商業高等学校時代にボクシング部に、2014年のインターハイに出場した(3回戦敗退)[2]。
中央大学経済学部に進学し、2019年に卒業した[3]。在学中はボクシング部に所属し、4年生時に第73回国民体育大会でベスト8[4][1]
2019年の第71回ボクシング全日本社会人で優勝した[5]。
2021年5月25日、金子ボクシングジム所属でB級プロテストを受験し、合格した。
2021年7月20日、後楽園ホールで森屋直人を相手にデビュー戦を行い、1回50秒TKO勝ちを収めた[6]。
2021年10月20日、後楽園ホールで東祐也と対戦し、6回1-0(58-56、57-57×2)で引き分けとなった[7]。
2022年3月25日、後楽園ホールで今成太希と対戦し、6回3-0(58-56、59-55×2)の判定勝ちを収めた。
2022年7月15日、後楽園ホールで平野和憲と対戦し、5回20秒TKO勝ちを収めた。
2022年11月25日、後楽園ホールでアルビン・メデュラと対戦し、8回3-0(80-70×3)の判定勝ちを収めた。
2023年3月31日、後楽園ホールで大保龍球と対戦し、6回3-0(77-75×3)の判定勝ちを収めた。
2023年7月14日、後楽園ホールで佐藤諄幸と対戦し、8回2分36秒TKO勝ちを収めた。
2023年11月22日、後楽園ホールでアヌラック・マドゥアと対戦し、初回1分58秒TKO勝ちを収めた。
2024年3月19日、後楽園ホールで伊集盛尚と対戦し、2回中に伊集のヒッティングで大久が左瞼をカットし出血、4回中に再度出血しドクターチェックが入るも7回中に大久の右ストレートと左フックでレフェリーストップによる7回2分51秒TKO勝ちを収めた。
2024年11月24日、堺市金岡公園体育館で日本フェザー級最強挑戦者決定戦として日本同級3位の殿本恭平と対戦し、1-0(77-75、76-76×2)の引き分け判定となったものの、最強挑戦者決定戦の特別ルールとして引き分けとなった2名の審判員が与えた優勢点により大久が勝者扱いとなり、王者の松本圭佑への挑戦権を獲得した[8]。
戦績
- アマチュアボクシング - 40戦24勝(6RSC)16敗
- プロボクシング - 10戦8勝(5KO)無敗2分
戦
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日付
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勝敗
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時間
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内容
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対戦相手
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国籍
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備考
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1 |
2021年7月20日 |
☆ |
1R 0:50 |
TKO |
森屋直人(小熊) |
日本 |
プロデビュー戦
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2 |
2021年10月20日 |
△ |
6R |
判定1-0 |
東祐也(北海道畠山) |
日本 |
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3 |
2022年3月25日 |
☆ |
6R |
判定3-0 |
今成太希(三迫) |
日本 |
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4 |
2022年7月15日 |
☆ |
5R 0:20 |
TKO |
平野和憲(KG大和) |
日本 |
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5 |
2022年11月25日 |
☆ |
8R |
判定3-0 |
アルビン・メデュラ |
フィリピン |
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6 |
2023年3月31日 |
☆ |
6R |
判定3-0 |
大保龍球(神奈川渥美) |
日本 |
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7 |
2023年7月14日 |
☆ |
8R 2:36 |
TKO |
佐藤諄幸(厚木ワタナベ) |
日本 |
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8 |
2023年11月22日 |
☆ |
1R 1:58 |
TKO |
アヌラック・マドゥア |
タイ |
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9 |
2024年3月19日 |
☆ |
7R 2:51 |
TKO |
伊集盛尚(琉豊BS) |
日本 |
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10 |
2024年11月24日 |
△ |
8R |
判定1-0 |
殿本恭平(勝輝) |
日本 |
日本フェザー級最強挑戦者決定戦 ※優勢点により挑戦権獲得
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11 |
2025年3月25日 |
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松本圭佑(大橋) |
日本 |
日本フェザー級タイトルマッチ
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テンプレート
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タイトル
アマチュア
脚注
- ^ a b “関東大学リーグ入替戦結果 中大が法大に勝利、1部残留 ボクシング”. 夕刊フジ(ZAKZAKへの転載). (2018年11月5日). https://www.zakzak.co.jp/article/20181105-XRMVU5W6WRJW5DSHFIZHDRSDYM/ 2020年9月27日閲覧。
- ^ 全国高等学校総合体育大会 記録・成績 (PDF) - 鹿児島県高校体育連盟(56ページ目の「平成26年度」の競技結果を参照)
- ^ 中央大学ボクシング部 (「近年の実績 <2019年度活動実績>」欄を参照)2020年9月27日閲覧
- ^ ボクシング部 第73回国民体育大会の結果について - 中央大学(2018年10月17日)
- ^ “【全日本社会人選手権】モチベーションは十人十色!伝統大会への情熱は健在 – 日本ボクシング連盟”. 2020年9月26日閲覧。
- ^ ナァツが殊勲の勝利 元ミドル級2冠王者の細川チャーリー忍を下す
- ^ 富施郁哉が日本バンタム級ユース王者に 芦屋大出身の田井宜広に大差判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月20日
- ^ 大久祐哉がドローでフェザー級挑戦権獲得 福永宇宙初黒星、高校2冠川淵一統がデビュー Boxing News(ボクシングニュース)2024年11月25日
外部リンク