多和駅
多和駅(たわえき)は、北海道川上郡標茶町字多和にかつて設置されていた北海道旅客鉄道(JR北海道)標津線の駅(廃駅)である。 歴史
駅名の由来地区名より。釧路川の東支流の名称でもある。名称由来についてアイヌ語研究者の山田秀三は丘陵線のたわんだところを指す和語「たわ」による[2][3]、とした上で、「松浦図[注釈 1]にそれらしい川名があるのでアイヌ語かもしれない[2]」としている。 アイヌ語由来説については、一説には樺太アイヌのことばでキハダの実を採る木かぎを表すとされる「タパ(tapa)」が変化したものとされている[3]。 駅構造単式ホーム1面1線を有する無人駅(地上駅)で、元々は仮乗降場だったことから、木造木板張りの簡易型ホームが北西側(標茶方面に向かって右側)に、ホームへの階段手前に待合室が設けられていた。なお、この駅の近くには釧網本線が走っているものの、釧網本線側に当駅が設けられることはなかった。 駅周辺多和の集落がある。
隣の駅脚注注釈出典関連項目 |