城陽市立久世小学校
城陽市立久世小学校(じょうようしりつ くせしょうがっこう)は、京都府城陽市久世にある公立小学校。 概要城陽市北東部を校区とする小学校である。1969年(昭和44年)4月に寺田小学校と久津川小学校から分離・開校した。開校当初は校舎が完成しておらず、寺田小学校および久津川小学校にて分散授業を行い、同年9月1日(2学期)より久世小学校の校舎にて授業が開始された。 中庭には古墳があり、その古墳域は「久世小学校古墳」として国の史跡に指定されている[1]。 沿革
目指す児童像
主な進学先久世小学校古墳久世小学校古墳(くせしょうがっこうこふん)は、久世小学校の中庭に位置する古墳。形状は円墳。芝ヶ原古墳群(総数13基)を構成する古墳の1つで、「芝ヶ原9号墳」とも[2]。国の史跡に指定されている(史跡「久津川古墳群」のうち)。 墳丘は2段築成で、直径27.5メートル、高さ3.5メートルを測る[2]。墳丘外表では段築平坦面・墳頂に円筒埴輪列が認められるほか、形象埴輪(家形・蓋形・甲冑形・靫形埴輪)、葺石が検出されている[2]。墳丘周囲には周濠の存在が推定されるが、小学校建設の際に削平されているため詳らかでない[2]。埋葬施設は墳頂中央部における木棺直葬で、墓坑からは陶質土器の把手付短頸壺2点が検出されている[2]。これらの出土遺物から、本古墳は古墳時代中期中葉の5世紀中頃の築造と推定される[2]。 古墳域は、2016年(平成28年)10月3日に「久世小学校古墳」として国の史跡に指定されている(史跡「久津川古墳群」のうち)[3][1]。 交通著名な出身者通学区域が隣接している学校脚注
参考文献
関連項目外部リンク |