坪内 悟(つぼうち さとる、1974年12月10日 - )は、日本の俳優、放送作家、パーソナリティ、ラジオディレクターである。タイムリーオフィス所属。
概要
映画監督に憧れ、武蔵工業大学付属中学校・高等学校(現東京都市大学付属中学校・高等学校)在学中に映画サークルを設立するものの、演じる側に興味を持ち始めて、1994年に東京理科大学経営学部に入学すると演劇部に入部、俳優を志すようになる。
その後1997年に新宿コマ劇場の森進一特別公演『愛果てしなく』に出演。この時、同時に杉田かおるの付き人を経験。
1998年にニッポン放送入社。制作部のディレクターとして『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』や『オールナイトニッポン』などを担当。2001年に退社し(直後に『笑っていいとも!』の「ご先祖さまはエライ人」コーナーに坪内逍遥の子孫として出演)、文学座付属演劇研究所に入所、本格的に俳優活動を開始。
2009年より放送作家業も始め、超!A&G+の『能登麻美子・地球NOTE』[1]、や川久保秀一のライブイベント『青山音楽倶楽部』、NHK-FM『今日は一日“戦後歌謡”三昧』『miwa Presents ミューズノート』『ミューズノート by Little Glee Monster』、テレビ朝日の『LoGiRL』、AbemaTVの『AbemaWaveサタデーナイト』などの構成を務める。2023年よりラジオディレクター業にも本格復帰し、ミュージックバード『あの頃青春グラフィティ』などを担当。かわさきエフエム『平成POPオヤジーズ』では自身がパーソナリティーも務めた。また、朗読公演の演出・舞台監督などもしている。
来歴・人物
東京都世田谷区出身。身長172cm、体重80kg。血液型A型、東京理科大学経営学部経営学科卒業。元ニッポン放送ディレクター。愛称は「つぼる」。
資格は剣道二段。趣味はB級グルメ探索、散歩、写真、マトリョーシカ絵付け。
観世流能を習っていたことも。
出演
テレビドラマ
映画
Webドラマ
DVD
バラエティ
ミュージックビデオ
CM
ラジオドラマ
ナレーター・声の出演
舞台
- 新宿コマ劇場 森進一特別公演『愛果てしなく』(1997年)
- 文学座付属演劇研究所『わが町』(作:ソーントン・ワイルダー / 訳:森本薫 / 演出:岩村久雄、2002年)
- 文学座付属演劇研究所『女の一生』(作:森本薫 / 演出:戌井市郎、2002年)
- 文学座付属演劇研究所『僕の東京日記』(作:永井愛 / 演出:坂口芳貞、2003年)
- KERA MAP#02『青十字』(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ、2003年)
- ビバノン『クラチョフさんは印度人』(作・出演:かわら長介 / 東野ひろあき、2004年)
- Oi-scale『サイゴ』(作・演出:林灰二、2005年)
- 回転OZORA『ORANGE68%』(作・演出:村上秀樹、2006年)
- 回転OZORA『Nightbird』(作・演出:村上秀樹、2006年)
- 回転OZORA『喧騒浜茶屋凪日記』(作・演出:村上秀樹、2006年)
- 『ミランダ、あるいはマイ・ランド』(演出:眞鍋卓嗣(俳優座)、2007年)
- 『東京俳優市場二〇〇七 冬の陣』(2007年)
- 回転OZORA『E.S.P. 〜especially seven presents〜』(作・演出:村上秀樹、2008年)
- 時間堂『smallworldsend』(演出:黒澤世莉、2009年)
- ttkプロジェクト(てにどう)『ディア・パーヴロヴィチ』(作・演出:工藤剛士、2009年)
- てにどう『オール・アバウト・ラヴ』(作・演出:工藤剛士、2009年)
- オフィスインベーダー『ヘルプマン!』(脚本・演出:なるせゆうせい、2010年)
- シグナルズ『LOST PRINCESS』(作・演出:大山鎬則、2010年)
- TBS主催『ジャンヌ・ダルク』(作:中島かずき / 演出:白井晃、2010年)
- KAKUTA『グラデーションの夜』(脚色・演出:桑原裕子、2011年)
- トレランス『アセンション日本』(作・演出:上杉祥三、2011年)
- ビタミン大使ABC『ヒポクリティカル・アイランド』(作・演出:宮川賢、2012年)
『タクシードリーマーズ』(2013年) ※公演中止
- KAKUTA『ショッキングなほど煮えたぎれ美しく』(作・演出:桑原裕子、2013年)
- KAKUTA『アイロニーの夜』(脚色・演出:桑原裕子、2013年)
- ny企画『恋のエレクション』(作・演出:井上博貴、2014年)
- 演劇ユニット「インスピッ!!」『BGにつぐ』(作・演出:亀田真二郎、2016年)
- オフィスインベーダー『ヘルプマン! 監査編』(脚本・演出:なるせゆうせい、2017年)
- 映劇『THE STAGE ラッキードッグ1 first luck+』(演出:鄭光誠、2018年) - ホーナス・オサリバン 役
- 『わたしの、領分』(作・演出:松澤くれは、2018年)
- 『最遊記歌劇伝-Darkness-』(脚本・演出:三浦香、2019年) - 蒼真道士 役
- 自転車キンクリートSTORE『本日はご来店ありがとうございます!』朗読「葉桜」(作・演出:飯島早苗、2019年)
- Alexandrit Stage『CHICACO』(作:益永あずみ 演出:野口大輔、2021年)
- Alexandrit Stage『CHICACO2』(作:益永あずみ 演出:土田卓、2021年)
- 劇団papercraft『Momotaro』(作・演出:海路、2022年)
- カンムリプロデュース『ブラッド・ラバーズ』(作:益永あずみ 演出:高野亜沙美、2022年)
- ニッポン放送 × ノーミーツ『あの夜であえたら』(作・演出:小御門優一郎 2023年)
- ヤングエイジ・プロデュース『Life Shot』(作:黒木崎六九 演出:たかのあ茶み、2024年)
ラジオ・ポッドキャスト
- アール・エフ・ラジオ日本『宮川賢のおはよう!スプーン』レポーター(2010年)
- ポッドキャスト『たいむりぃっすん!』プロデュース、ディレクター、パーソナリティー(2008年 - )
- ポッドキャスト『オケラジ! 月曜』(オケタニイクロウ・小松君和と)パーソナリティー(2005年 - 2008年)
- ポッドキャスト『101匹mixiちゃん。』(オケタニイクロウ・吉橋航也と)パーソナリティー(2009年 - 2012年)
- HillsideFM(代官山インスタレーション2011グランプリ作品)パーソナリティー・ディレクター(2011年)
- かわさきエフエム『平成POPオヤジーズ』パーソナリティー・構成・ディレクター(2013年4月 - 2023年9月 )(2018年4月 - 2019年 ラジオ成田でも放送)
イベント
- 『出張版!声優グランプリsupported by イオンシネマ Vol.1 金田朋子ができましたぁ〜VS明坂聡美のどうぶつずかん 〜ふたりで真面目にトークイベントやってみました(震え声)〜』 - 構成・MC
- ミステリーファイトクラブvol.4 アリーナ家の狼2 〜魔女の棲む館(2013年) - プレイヤー
- オケラジトークライブ トークゲスト
書籍モデル
- 『珈琲日記』催川涼(2002年6月、新風舎 ISBN 4-7974-1985-7) - 表紙モデル
- 『「笑の大学」の創り方』ぴあ
- 『タイムスクープハンター OFFICIAL BOOK』学研
- 『伝説の書II 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』SDP
スタッフ業
放送・構成作家
番組構成
イベント構成
演出
ラジオディレクター
文筆
チラシデザイン
- 東京俳優市場(第1回「2007」〜「2012年冬」)
- Voice Collection(朗読公演)
- Story Box vol.14(朗読公演)
- RO-DOKU音戯草子2010 99のなみだ〜涙が心を癒す朗読会(朗読公演)
舞台監督
- RO-DOKU 音戯草子(2010~2014)演出:きたむらけんじ・佐藤秀一・ほさかよう他
- RO-DOKU 音戯草子inホワイトチャペル(2017) 演出:伊藤マサミ
脚注
外部リンク