坂上八幡宮
坂上八幡宮(さかうえはちまんぐう)は、富山県南砺市坂上にある神社。 坂上八幡宮の境内にある大杉は、県の指定文化財である[1]。 概要坂上集落は利賀川上流域の中心的位置にあり、五ヶ山東部で最も歴史ある西勝寺も所在する、重要な集落である[2]。 坂上八幡宮は既に正徳2年(1712年)の調査から記録があり、元文4年(1739年)の調査では「八尾山伏明叶寺持分」であったと記されている[3]。 現在の拝殿は明治以前の建築で、その他は大正15年(1926年)に造営されており、昭和31年(1956年)に大規模な改修工事が行われている[4]。 坂上の大杉坂上八幡宮の境内、社殿に向かって右側に位置する[5]。 根回り1.1m、目通り8.4m、樹高40mに達する巨木である[5]。樹齢は700年と推定され、内部は一部空洞化しているが、外回りは幹も枝も無事である[5]。昭和43年(1968年)6月には落雷によって出火したが、かえって防腐・防虫効果となって樹勢は盛んとなった[5][1]。 なお、同じ坂上集落内の東側(山側)に市指定天然記念物の坂上のカツラも存在する[6]。 近隣情報いずれも同じ坂上集落内に位置する。 脚注
参考文献
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