「哀しみのハートビート」(かなしみのハートビート、英: Where Does My Heart Beat Now=私の鼓動は今どこに)は、セリーヌ・ディオンの英語圏デビューアルバム『ユニゾン』からのヒット曲。1990年10月6日にカナダで、同年11月19日にアメリカでファーストシングルとして発売され、その他世界各国で1991年に発売された[1]。
概要
ロバート・ホワイト・ジョンソンとテイラー・ローズによって1988年に作詞・作曲され、翌年セリーヌ・ディオンによってレコーディングされる。プロデュースはクリストファー・ニール。
ディオンはスイスのローザンヌで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテスト1989でこの「哀しみのハートビート」を初披露した。ここは前年のユーロビジョン・ソング・コンテスト1988で優勝曲の「私をおいて旅立たないで」を歌唱した場所でもある。
この曲のミュージック・ビデオは3つのバージョンが存在する。カナダ市場向けの白黒バージョン(1990年)、アメリカ市場向けプロモーション用のカラーバージョン(1990年12月)、そしてVHS『ユニゾン』(1991年)用にその2バージョンを織り交ぜたバージョンである。
「哀しみのハートビート」はアルバム『ユニゾン』のシングルの中で最も売れたシングルであり、セリーヌ・ディオンの英語市場における最初のヒットであった。2008年に発売されたディオンのベストアルバム『マイ・ラヴ:エッセンシャル・コレクション』では北米版にこの曲が収録された。
アメリカではビルボード・ホット100で4位に達し、ビルボード・アダルト・コンテンポラリーではさらに最高位2位を記録した。また、ノルウェーとカナダでもトップ10入りし、それぞれ最高位4位と6位を記録した。ニールセン・サウンドスキャンによればアメリカ国内で24万枚を売り上げた。ただし、ニールセン・サウンドスキャンが売り上げデータを収集し始めたのが1991年3月からであるため、シングルが発売されてから最初の4か月はその数字に含まれていない。
しかし、1991年3月にリリースされたイギリスでは最高位81位に留まり、その後1993年に再リリースされた際にも最高位72位に終わった。
収録曲
- 「哀しみのハートビート」 - 4:33
- 「アイ・フィール・トゥー・マッチ」 - 4:09
- 「哀しみのハートビート」 - 4:33
- 「あなたといれば」 - 4:08
- 「アイ・フィール・トゥー・マッチ」 - 4:09
チャート
最高位
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年間チャート
年間チャート(1991年)
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順位
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アメリカ・ビルボードホット100[15]
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37
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参考文献
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スタジオアルバム |
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ライブアルバム | |
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ベストアルバム |
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映像作品 | |
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コンサートツアー | |
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レジデンシーショー | |
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関連項目 | |
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