咲花温泉
泉質温泉街阿賀野川沿いに温泉街が広がる。旅館、ホテルは10軒存在する(うち温泉を引いているのは8軒)。 日本観光地百選に選ばれたこともある阿賀野川ライン下りの観光船が至近を周遊する。 咲花独特のイベントとして「水中花火大会」が名物となっている[1]。 歴史開湯は1954年と新しいが阿賀野川の河畔に湯の花が咲いていることから発見された自然湧出の温泉である。また、この湯の花が咲いていることに因み、元々の「先鼻」の地名を「咲花」に改名し、温泉地としてPRしていった。 以後、阿賀野川ラインの観光拠点として発展を遂げるようになるが、比較的交通アクセスが悪かったため(磐越自動車道も阿賀野川を隔てた阿賀野市側を走るがインターチェンジは設置されていない)、越後湯沢温泉や月岡温泉のように大型資本が流入せず、中小の宿が集まり、ほどよく鄙びた温泉街を形成している。 2011年9月には阿賀野川沿いに高床式ウッドデッキ「咲花きなせ堤河床」が完成した[2]。 災害復旧事業平成23年7月新潟・福島豪雨により床上・床下浸水の被害を受けたことを受け、災害復旧事業が行われることとなった[3]。この際、堤防嵩上げによる眺望悪化やコンクリート壁に囲まれた温泉街のあり方が問題視されたため、河川空間利活用を含めたまちづくりの取り組みとして2012年(平成24年)に「咲花温泉かわまちづくり構想」が策定[3]。2016年(平成28年)1月には河川空間のオープン化を図る「都市・地域再生等利用区域」に指定され、同年4月に一連の復旧事業が完了した[4]。 交通アクセス脚注
関連項目外部リンク
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