君が踊る、夏
『君が踊る、夏』(きみがおどる、なつ)は、2010年9月11日公開の日本映画。朝日放送創立60周年記念作品。また、ミヤによってコミカライズもされている。 概要高知市のよさこい祭りを舞台に、腎悪性横紋筋肉腫様腫瘍という小児がんと戦いながらもよさこいを踊る実在の少女の話を元にした、難病の少女と奔走する青年たちのヒューマンドラマ。監督は香月秀之。主演は映画初主演となる溝端淳平。高知市内での撮影では道路封鎖し3日間かけて行われた。 キャッチコピーは「この瞬間を、この想いを、ただ、一生懸命(いちむじん。地元方言)に!」。 2010年9月5日には関西ローカルで、モデルとなった実話の少女についてのドキュメンタリー番組、ABCこども未来プロジェクト『踊らないかんちや!〜小児がんとの闘い2500日〜』が放送。 全国201スクリーンで公開され、2010年9月11,12日初日2日間で興収4,113万6,900円、動員は3万2,142人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第8位となった[1]。また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位と幅広い年齢層で高評価されている。 本編のDVDは2011年3月21日に発売。また、2010年10月に本作のサウンドトラック盤が発売予定とされていたが、いかなる理由か発売中止となった。 ストーリーかつて、よさこいチーム『いちむじん』で活躍し東京でカメラマンを目指していた新平は、母の入院で5年ぶりに帰郷し高校時代の恋人香織の妹・さくらと出会う。難病に冒されているさくらは、生きる支えによさこいを踊りたいと願っていた。さくらの願いを叶えるため香織から事実を打ち明けられた新平は、昔のメンバーとともに『いちむじん』を再結成し練習に励む。しかし、祭りまであとわずかとなったとき、新平がカメラマンの賞に選ばれた話がくるが、授賞式は祭り当日。授賞式への欠席は棄権と見なされる。新平はさくらとの約束をとるか自分の夢をとるか迫られる[2]。 キャスト
スタッフ
漫画
脚注
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