名鉄勝川線
勝川線(かちがわせん)とは、かつて愛知県西春日井郡楠村(現・名古屋市北区)の味鋺駅から東春日井郡勝川町(現・春日井市)新勝川駅までを結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線である。 路線データ路線廃止時点 歴史もともとは、中央電気鉄道が名古屋駅 - 岐阜県可児郡豊岡町(現在の多治見駅付近)間を結ぶ予定の路線であり、1926年(大正15年)8月1日には実際に、名古屋市西区の押切町 - 東春日井郡坂下村(現在の春日井市坂下町)の区間について敷設の免許が取得されていた。同免許は、その後城北電気鉄道、名岐鉄道(現在の名古屋鉄道の前身の一つ)と引き継がれ、建設に至り、1931年(昭和6年)2月11日、上飯田駅 - 新勝川駅間と味鋺駅 - 新小牧駅間を開業した。開業時には、上飯田駅 - 新小牧駅間と一体となって、城北線と呼ばれた。その後、他の区間については、資金等の問題から建設には至らず、敷設免許は失効した。 その後、1931年(昭和6年)4月29日、新小牧駅 - 犬山駅間が開業すると、味鋺駅 - 新勝川駅間は勝川線と改称された。実質的には、上飯田駅 - 犬山駅間の大曽根線(現在の小牧線)の盲腸線と化しており、営業成績も低迷していたことから、わずか6年で廃止された。
駅一覧
参考文献
関連項目
外部リンク
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